【品番#U038】染付人物文様 盃洗
盃洗(はいせん)と読みます。
もとは酒席で盃(さかずき)を洗うための水を入れる器を盃洗と言っていたようです。
一つの盃で酒を酌み交わすことにより心を通わすと考えた日本では、古くは献盃(けんぱい)や、
お流れ頂戴(ちょうだい)と称して盃がやりとりされる時に盃洗は使われていたのでしょうね。
今の時代にはそのような事は殆ど見られることもなく、何となくいいしきたりだった気がします。
盃洗は骨董の器を収集し始めると誰もが必ず欲しくなる器の一つです。
ですが、形は面白いのですが、お料理を盛り込むのはちょっと難しいかも…
と最初は思います。器自体に高さがあり、深さもあるためにそのまま盛り付けると、
残念な事に盛り映えがしないのです。
しかし、例えば造りを盛り付けるのであれば、器の凹んだ所を埋め込むように
氷を敷き詰めて盛り付ける。ほんのちょっとだけ工夫をすれば使いづらかった器も、
とびきり盛り映えのする器に仲間入りします。
他には、お菓子や果物などある程度の形や、大きさがはっきりしたものを入れ込むと、
とても素敵に感じます。
本来の使い方、盃洗として使うもよし!
お花を生けこむのもよし!
オリーブやスコーン。チョコレートや飴などなど…
使い方は様々です。
こちらの商品は、店舗でご覧戴けます。
また通販も対応しております。
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商品名:染付人物文様 盃洗
サイズ:直径 約15.0㎝、高さ 約11.0㎝、底 直径約9.0㎝
状態 :良好 (江戸後期)
価格 :28,000円(税抜)/枚
備考 :1枚あり
器と、そのまわり杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子
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