【ご報告】「骨董の器で楽しむ観月会」開催しました。
10月4日(水)、和草(にこぐさ)さん(直方市)で「骨董の器で楽しむ観月会」ワークショップを行いました。
今回は初めて夜の開催とあっていつもとはまたちょっと違う、落ち着いた雰囲気の中で行いました。
しかも、二部構成で秋の夜長にお月見をしながら…
お天気にも恵まれた、中秋の名月を楽しむ会となりました。
中秋の雰囲気を感じて頂けたらと今回は「ススキ」「萩」に「チカラシバ」でお迎え。
前日山から採取した秋の実りを花見重 (昭和)に詰めてこんで、この他にもこれから中秋から晩秋へ向け用いられる葉っぱも準備しました。
私自身、ワクワクイメージしながら採ってきた色とりどりの柿の葉は、今回皆さんと一緒に柿の葉鮨として実際に握ってみることにしました。
秋の葉っぱは色が一枚として同じものはなく、そんな葉っぱを丁寧に一枚一枚見ていると本当に魅了されます。。
今回、ススキをちょっと違った使い方を楽しんで頂きました。ススキの葉っぱを編み込みススキ籠をワーク(工作)しました。中秋の雰囲気にぴったりのものだと思います。
ススキの葉は扱いに注意をしないとすぐに手を傷つけてしまう事と、空気に触れるとすぐに葉っぱが縮んでいくことから、手際よく作っていくことが大変ですが、皆さんで作ってもらいました。
(ワークショップ最年少の小学生の一生懸命に作っていた姿を見ていてとても嬉しかったです。喜んでもらえたかなぁ?)
このススキ籠はもちろん今回の盛りつけに使って頂きます。
(今回のお料理)
◉バジルごはんの茄子ロール巻き トマトソース添え
◉秋刀魚の押し寿司
◉柿の葉寿司(新生姜ごはん)
◉里芋きぬかづき田楽
◉真菰だけの天ぷら
◉鴨肉のスモークロースト パプリカ添え
◉梨と蓮根の薬膳サラダ
◉蒸し秋野菜 玉ねぎソースと甘酒タルタル二種
◉根菜と餅入り宝袋
◉南瓜と人参の重ね煮すぅーぷ
◉お月見団子 みたらしあん
(皆さんの盛りつけから)
(参加して頂いた皆さんの感想から)
「日頃なかなか出来ていない“季節を楽しむ”ということができました。
日本人に生まれて伝統や歴史、美しい四季がすぐそばにあるのになかなか楽しめていないなと思いました。また機会があれば参加したいです。」
「季節感を出す盛りつけ方を伝えながら、和食の奥深さとおもてなしの心を伝えてもらえます。」
「一生もののスキルを手に入れてしまいました。」
「次回はいつあるのですか?待ち遠しいです!」
皆さんにすごく素敵な、そしてありがたい感想を頂いて、また次のワークショップに向け頑張るぞー!という気持ちになります。本当にありがとうございます。
これからますます秋が深まると共に、また葉っぱもいい季節を迎えます。
何気なく見過ごしていた身近にある季節の草木、山野草に触れ、心配りやおもてなしの気持ちも一緒に葉っぱにのせ、盛りつけることで、是非「お料理」とし楽しんで頂きたいです。
晴れの料理、日々の食事においてこれまでに感じることがなかった心の豊かさを感じてもらえると何より嬉しいです。
今回ご感想の中に、ご自宅の食器と葉っぱを使ってやってみたけど、何かが違う…と感じられた方がいらっしゃいました。
そんな感覚的な違いを感じてもらえる事もある意味大事なことかもしれないと、骨董の器にこだわった盛りつけのコーディネーターである私は思っています。
そして、コーディネーターとして、盛りつけや、和食の奥深さを知る事で、その掛け合わせの不思議さで思いもつかない感動(サプライズ)…
思わず「わぁー」と声をあげてしまいたくなる素敵な盛りつけをおこなっていきたいなと思います。
ワークショップの回を重ねるごとに、こういった魅力を少しでも感じてもらえるような、会を通じて多くの方々との出会いの場を続けていきたい思ってます。
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杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子
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