【ご報告】「青葉の活かされる春の盛りつけ」ワークショップを開催しました。
気がつけば木々は新緑をつけ緑が鮮やかなコントラストをなしてます。
ほんとうにきれいです。
今月は5月18日(金)に豆豆的花(まめのはな)さんで、
「青葉の活かされる春の盛りつけ」のワークショプを行いました。
毎月定期開催しているこのワークショップは私のライフワークとなっています。
今回はスケジュールの関係で日程を変更させてもらって平日の開催となりました。
そのような変更にも関わらず、
今回も皆さんに参加して頂いてありがとうございました。
生憎お天気は朝から雨模様でしたが、
雨に濡れた若い葉っぱは色鮮やかに輝きを放っていて、
これもまた鮮やかな光景でいいな...と感じます。
今回は、若葉の時期でもあり、新茶も出回る時期なので、
とにかく青々しい感じで、いくつもの緑を楽しんで頂けることを
イメージして色々と準備してきました。
この季節ならではのエッセンスをプラスしてお菓子の盛りつけを
楽しんで頂きました。
今回は清潔感があって涼やかな感じ。
もうすぐ梅雨を迎え雨も多くなりますが、
そんな雨も楽しんでもらえるような、
そして新緑の季節ならではのいくつも折り重なる
グリーンのグラデーションで山の新緑を感じで頂けるよう、
器はベロ藍の器とカットが綺麗なガラスの器を使ってみました。
また葉っぱは朴の葉を使っています。
朴の葉はこの時期花を咲かせ山では目につきます。
朴の葉は包むというイメージが強い葉っぱですが、
今回はふんわりと巻いて食べる人が朴の葉を開くまでの
ワクワク感を誘うようにしかけて見ました。
その脇には「コガクウツギ」を添えました。
この時期山の中でひときわ上品な空気感を放って咲いています。
ちょうど雨の降るこんな日にはぴったりの花だと思います。
もう一つは、山のサワでは葉わさびの葉が出てきたので、
この葉わさびをバニラアイスの下に敷いて、ちょっと早いのですが
紫陽花をイメージして紫と、青のゼリーを散りばめました。
残念なことに写真を撮ってる間にアイスが溶けてしまいました…
(紫陽花は毒性があり皆敷にはタブーとされています。)
今回もとても和気藹々とした雰囲気の中楽しく過ごすことができました。
とても熱心に話を聞いてくださって嬉しかったです。
ありがとうございました。
これからも、皆敷を使った盛りつけのワークショップを通じて、
盛りつけの楽しさと一緒に
日本の文化の取り持つおもてなしの心がお料理に自然に散りばめられる・・・
そのような機会をどんどん設けていきたいと思っています。
これからもそんなメッセージを葉っぱにのせ、
盛りつけの楽しさをお伝えしていけたらいいなと思っています。
豆豆的花さんでの今後の定期開催のワークショップ予定です。
ぜひ、ご参加ください。
「ちいさな籠と ちいさな花の、ちいさな作品展」への出店のお知らせです。
6月3日(日)~6月7日(木)に直方でおこなっていますので、ぜひお越しください。
『ちいさな籠と ちいさな花の、ちいさな作品展』・・・☆こちらから
杜鵑草では下記の業務を承っております。
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器と、そのまわり
杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子