杜鵑草 器と、そのまわり hototogisu

【品番#U198】プレスガラス (Pressed glass)

 
最近はずいぶん日が長くなってきた気がします。
梅の時季をむかえ、温かい季節の足音が聞こえるかと思ったら、一転、冷え込む日もあったりで
三寒四温とはまさにこの時期のことをさすのかもしれませんね。
 
ところで安心院に行ったときにお土産屋さんでいつものように郷土のお菓子を物色していると、「食べりよ〜!食べりよ〜!」と、ふと年配の男性から声を掛けられました。
その方は、お店の一角に陳列されたいくつものお菓子を次から次と勧めてこられました。
ひと口食べるとやさしい、なんというか懐かしい味が口いっぱいに広がります。次から次に勧められるので、私もついたある調子にのって次から次にと平らげてしまいました。
その方はお菓子の配送でこのお店に届けてきたところ…と笑って話されてましたが、そのうち試食ケースがないお菓子も私が食べたそうにしていると、車までわざわざ取りに行ってくださいました…笑
 
お菓子のことや、材料の無添加のこだわり、食べ方などなど気がつけばどのくらいの時間だったでしょうか…時間を忘れるくらい長い間お話をしました。ただの配送の人にしてはやたらと色んなことに詳しいのです。
それに話をお聞きするうちにこちらのお店は以前、お菓子を皇室にも献上されたというような事も話されていました。
本当に美味しく、試食(ではもう済まなくなってますが…)を止まることなくつまみ続けてもにっこり微笑みながらいろんな話を熱弁されるこの方、なんでなの?と思っていたら、なんと3代目社長さんでした。しかもこちらのお菓子を作られているのは豊後高田市にある明治元年からの老舗菓子屋さんだったのです。
どうして宇佐にピーナッツと菓子なのか?などの由来まで教えてくださいました。落花生のお菓子「いさご」は知る人ぞ知る、豊後高田の昭和の町にある宇栄喜号製菓本舗さんの銘菓でした。
 
豊後高田といえば、私が行ってみたいと思っていた町のひとつです。
再会をお約束してお別れしましたが、偶然にも次に行きたいと思っていた土地のお店の方と知り合えて、これもご縁だと思いました。
安心院ではこんな不思議な小ネタはまだまだ他にもあります。そんなこともあって安心院にどっぷりとハマっている私です。
安心院の話はまだ尽きません…。
 
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そんなわけで今週の盛り付けはその宇栄喜号製菓本舗さんの銘菓「ゆず淡雪」を使って盛り付けてみました。
ゆずの風味が淡雪の優しい味と合っています。ふと思い出したのですが、ちょうど昨年の今頃、苺の淡雪を作りました。
季節の果物を淡雪と合わせるのは色んなバリエーションが生み出せて面白いなぁと思いました。
自分ではなかなかこうは作れないとは思いますが、ゆず淡雪…これから春先に向けて色んな果物で試してみたいと思います。
庭先にハーブの芽が出てきたので今回はハーブを添えてみました。
そして淡雪をいただく楊枝には香木の黒文字を使ってみました。黒文字からほんのりと漂う香りがよりいっそう美味しさをひきたててくれます。
 
器はプレスガラスです。
この時期になると不思議とプレスガラスが使いたくなります。プレスガラスといえば他にも商品の在庫はあるのですが、なぜかこのプレスガラスに手が伸びてご紹介してしまいます。
プチプチと手に触れる優しいガラスが光に当たると柔らかく輝きます。このタイプはもうこの一枚になってしまいました…まだプレスガラスをお持ちでない方にお試しにどうかな?と思ってます。
 
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【品番#U198】 プレスガラス
サイズ: 直径:13.3㎝、 高さ:2.0㎝
価 格: 1,700円 (税込) / 枚 1枚あり
状 態: 良好
備 考:
 
 
[Product #U198] Pressed glass
size:(Diameter): approx 13.3cm / (Height): approx 2.0cm
price: ¥1,700 (Tax included)
stock: 1 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
骨董の器は通販も対応しております。
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U224】染付船図平皿 (Flat plate with drawing Ship)

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まだまだ寒いですが、このあいだ野菜屋さんで蕗の蕾が並んでいたので早速買いました。春の足音が聞こえてきましたね。
 
ところで、数年前に訪れたことのある安心院へどうして再び行くことになったのかというと、実は昨年末に「すっぽん」に関するお仕事に携わったことが関係します。
その時は、 “捌いたすっぽんが簡単に購入することができる”という事でクリックひとつですっぽんも数日で自宅まで届けてくれるネットショップの利便性に大いに盛り上がりました。
そのあとも仕事の余韻ですっぽん鍋が頭から離れなかった私はしばらくすっぽんに関する情報をネットで調べ続けていましたが、宇佐市の観光サイトでその数年前にたまたま訪れたあの安心院が実はすっぽんで有名であることを知りました。
なぜ有名になったかというと、安心院のすっぽんは大正時代に政治家として活躍した安心院出身の木下謙次郎さん著「美味求真(びみぐしん)」にて紹介されたことがどうも由来のようです。
作家の松本清張も度々安心院に足を運んでは好んですっぽん料理を食べられたという安心院のすっぽんは、美しい清流と温暖な気候によって上質に育つそうです。また、養殖も盛んで美しい水で育った美味しいすっぽんを年間通して食することがこの安心院ではできるようです。
安心院の自然は、すっぽんの育つ環境に象徴されるように、私が直感的に感じていた何かそこにあるんじゃないのかな?というのがあってこの地の魅力に虜になりました。
こうなったらあらためてその地ですっぽん鍋を食べてみようと、「やまさ旅館」という老舗すっぽん料理屋でお料理をいただくことにしました。
 
最初に登場したすっぽんの生き血はオレンジジュースで割られて飲み易くなってたのでグイッと飲み干すとちょっと時間を置いてぽっぽっ…と体が温かくなった感じがしました。
そのほかにも色んな味付けですっぽんの部位が調理されていて、それはそれで美味しくいただきました。
そしていよいよメインのすっぽん鍋の登場です。すっぽんの鍋はその見た目のイメージとは違い、あっさりとしながらも味には深みがあってコラーゲンが大量に溶け込んでいると思うと、本当に美味しいなと感じます。
今回は、お店で色んなすっぽんの料理を食べましたが、ほんとうに美味で山で葉っぱを採って冷え切った体をお腹の内側から温めてくれるような優しい味わいでした。
 
その後に何軒か立ち寄った町の直売所では、どこもかしこにもすっぽんをさばいた状態で真空詰にされて売られています。私にとってなかなか身近に感じることのないすっぽんですが、安心院で暮らす方々にとってすっぽんはこんなにも身近なんだ、日常なんだと少し驚きました。
 
それでもやっぱりすっぽんがどんなに美味しいと分かっていてもなかなか自分で捌いてみようというところまでには気持がなれないのはなぜでしょうか…。冷凍室には数枚のすっぽんの甲羅がありますが、しばらく触りたくない私、悩みが尽きません…
 
ところで、今週はお蕎麦を使ってお稲荷を作ってみました。
このお稲荷も手持ちのお料理の本に載っていたもので、いつか作ってみようリストに入っていたものです。
お稲荷はずいぶん前にも作ったことがありますが、その時も自分で作っていてその美味しさに驚いたことを思い起こします。
お稲荷の甘い揚げに中に詰めたお蕎麦…今回はこの組合せがかなりいけるから不思議です。昨年、お蕎麦を使った海苔巻きを作りこの時は揚げてみたのですが、その美味しさには驚いたことが記憶に残っています。
これが本当に合うんだとしたら、お蕎麦=お米と言うことになるんですかね?お米の料理はお蕎麦でも美味しく作ることができて、またお蕎麦をお米で置き換えることができるということになるんでしょうか…まだまだ奥が深そうです。
 
今回は茹でたおそばを甘酢で和え、甘い稲荷の皮に詰めました。そして浅葱をたっぷり、それに紅生姜をお蕎麦の上にのせます。この薬味がたまらなく美味しいんです。ちなみにお稲荷の側は黒砂糖を使ってます。
すぐにできるので是非作ってみてください。
 
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そして使った器は、船が描かれている染め付けの平皿です。
とりたてて珍しい図柄ではありませんが、器の生地がやはり現代のものとは違ってとても優しい色合いで、盛り付けるお料理を包み込んでくれるから不思議です。
もうすぐ春を迎えます。満開の桜の花で春の穏やかな海に浮かんでいる長閑な景色を思い描けるそんな器です。
縁には梅の花にも見えるまたは波のように見える文様が描かれてます。
 
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【品番#U224】染付船図平皿
サイズ: 直径:15.8㎝、 高さ:3.0㎝
価 格: 900円 (税込) / 枚 10枚あり
状 態: 良好
備 考:
 
 
[Product #U224] Flat plate with drawing Ship
size:(Diameter): approx 15.8cm / (Height): approx 3.0cm
price: ¥900 (Tax included)
stock: 10 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
骨董の器は通販も対応しております。
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U223】色絵八寸皿 (Color painted big plate)

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朝起きるときは寒い寒いと言ってはお布団から出るのが辛くて、しばらくお布団の中で丸まっていつ起きようかな、いつ起きようかな…と、時間ギリギリまで出れずにいます。朝はまだまだ寒いですが、とはいいつつも日中は暖かな陽が差し込むようになってきました。
春もすぐそばまでやってきてるなっと春の気配が感じられます。
数週間他の仕事や、年老いた両親の事、この春大学の卒業を迎える息子の事…。あれやこれやと考える事にかまけてなかなか気持ちをコントロールできずに投稿できずにいました。ある意味怠けてました…反省。
私は気持ちのコントロールや、時間の使い方がつくづく下手だなぁといつも自省はしているんですが、こればかりはなんとも…。
やりたいことは沢山あって気ばかり焦るのですが、結局はやりたいことというのはぐっと幾つかに絞り込み、あとのことはすっぱり諦める!この方がずっと自由度が上がることを今頃になって改めて感じたりしています。欲求の断舎利ですね。
ということでこれからの投稿は頑張ろうと思います。
 
最近は大分の山や森にすっぽりはまり、そっち方面に仕事を作ってはあちらの方に出掛けています。森に行くと空は高く感じ、空気は澄み渡り「あー本当に気持ちいいなぁ~」と身体の隅々まで感じているようです。
その森へ行くと気持ちも体もすーっと軽くなるように感じるので本当に不思議です。
先日はそんな山に葉っぱを採りに行こうと予定していたのですが、数日前まで雪が降ったので行くのかどうか迷った挙句、思い切って行ってみました。
やはり目的の葉っぱ採りは思うようにできませんでしたが、それはそれは素敵な山の雪景色を見てきました。
山から流れる滝は寒さで氷にかわり、生まれて初めて滝が氷になっている景色を目の当たりにしました。その景色はとても言葉では言い表すことのできない素晴らしい感動する景色です。
自然はなんてこんなにも綺麗な姿を自然に作り出し、そしてその造形美を楽しませてくれるんだろうと、自然の偉大さと素晴らしさを心底感じたひとときでした。
私はもうしばらく大分の山々にははまり続けるのでしょうね(笑)
 
ところで、久し振りに投稿に勤しもうと思い、今週は何を作ろうか?と考えたのですが、見ると冷蔵庫が空っぽで、先日の大分の山からの帰り道に立ち寄った里の駅で買った「地粉」と書かれた小麦粉がふと目に入りました。そうだ!この粉を使って「おやき」を作ってみようと思いました。中に入れた具材は、高菜のお漬物にお醤油、みりん、お酒で味を整え鷹の爪や、ごまを入れてました。
いつか焼き物や、蒸し物の時に使おうとストックしておいた朴葉があったことを思い出して朴葉も使ってみることにしました。はじめに焼くのですが、両面が焼けたらあとは水を入れて水分がなくなるまで蒸します。
今回はバッチリで、これがなかなか美味しくて!簡単にできるのでオススメです。なんといっても具材には他にもきんぴらごぼうや、蒸し野菜などアイデアがどんどん湧いてくるからおやきは楽しいです。
今度はいろんな具材で楽しんでみようと思いますし、これはお弁当のおかずにもなるんじゃないでしょうか。
 
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今週使った器は菊と日の出が描かれた色絵の八寸皿になります。
器から感じられる全体の雰囲気がとても華やかでそれでいて上品な感じが気に入っています。どんなシーンでお使いいただける器です。実は以前にも5枚ご紹介していて4枚は在庫していたものになります。
 
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【品番#U223】 色絵八寸皿
サイズ: 直径:24.0㎝、 高さ:3.5㎝
価 格: 5,800円 (税込) / 枚 2枚あり
状 態: 良好
備 考:
 
 
[Product #U223] Color painted big plate
size:(Diameter): approx 24.0cm / (Height): approx 3.5cm
price: ¥5,800 (Tax included)
stock: 2 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U199】染付寒蘭文様輪花小皿 (Small plate Dyed of Cold season Orchid’s pattern)

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私の年末年始は怒涛のように流れて行き、一月も気がつけば十日が経ってました。
本当に時間が経つのはあっという間です。
年末年始に沢山のメッセージなど頂きありがとうございました。遅ればせながらおととい辺りから返信をさせていただいてます。遅くなってすみません。
 
年末には葉っぱの発送を済ませ、ひと息つくかつかないかというところでお節を作り始めたのですが、やはり間に合わず紅白を横目で見ながらも手を休めなかったのですが、最終的に朝方まで作り続けることとなりました。でも、趣味のお節作りを今回も思う存分楽しむことができました。
 
新年、仕事をはじめる前に1日だけは自分のために時間を作りたくて、用事も兼ね大分の安心院というところへ出かけました。
早々に用事は済ませて…。真の目的はというと実は秘湯と今年最初の山の散歩を楽しみたかったんです!
秘境の温泉はとても気持ちがよく、年末年始で疲れた体を休めることができました。
山の散歩では春の訪れを感じさせてくれるミツマタの蕾を見つけて大興奮しました。ミツマタの蕾を手に取って間近で見るのは久しぶりの事で、まるでビロードの洋服をまとったような姿は艶やかです。春になればここにミツマタの花が咲くんだなぁと思いを巡らせてはほっこりした気分に浸りました。
そしてその傍らには大きく大きく育った野生のクロモジの木も見つけました。この感動といったらありません!
その場の空気感はなんと表現すればお伝えすることができるんだろうと思いますが、クロモジを見つけた瞬間は本当に本当に嬉しくて、キーンと冷えた(気温1℃の…)山の中でそれはキリリとした姿でそれでいて上品に感じられる姿でいたのが今でも忘れられません。
山の澄み渡った空気にクロモジの清涼感あふれる香りと風景、その存在は本当に最高でした。
 
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そんな年明けを迎えた最初の投稿には、抹茶のパウンドケーキを作ってみました。こちらはお料理の先生に教えていただいたものになります。
パウンドケーキの中にはお正月の黒豆が入っています。実は今回このケーキに入れた黒豆は年末に葉っぱのご依頼をいただいたお客様にいただいたものです。
年末の多忙な中、お礼にと手作りの出来立ての黒豆をわざわざ送ってくださいました。この慌ただしい年の瀬に送って頂いたのです。しかも葉っぱが到着するやいなや発送していただいたのです。
 
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とても可愛らしいセンスが感じられるラッピングで包まれた贈り物が届いたときには、その気持ちが何より嬉しくて葉っぱが繋いでくれたご縁だと思うと、一度もお目にかかったことはありませんが心から本当に嬉しい気持ちが込み上げてきました。
山での苦労も忘れてしまうくらい嬉しかったです。実は素敵なラッピングはなかなか開けることができずにいたのですが、やはり贈り物を開けてみないのも失礼だと思い、意を決して開きました。
その中には黒豆がツヤツヤふっくらと入っていました。このお豆は本当に本当に美味しかったです。
味には作った方の人柄が出るんじゃないかな?といつも話をしていますが、雑味のない味というのか迷いのない自信に満ちた味を感じました。
どんどん食べ進めるうちに残りも少なってきて、ふと気付きまだ残っていた黒豆を思い切ってケーキに入れ焼いてみました。
それは大正解でした。抹茶の味に黒豆の美味しさが相まって本当に美味しい出来となりました。
今回は自分へのご褒美で、全部ペロリと食べきってしまいました。
 
今回、抹茶のパウンドケーキの盛り付けに使った器は寒蘭の文様の小皿になります。どうしてかこの時期になると使いたくなる器です。
昨年の同じ頃に使って投稿をしていますのでそちらもご覧いただきたいのですが、きっと暦の上で春の訪れを感じる今の時期くらいから思い浮かぶんだと思います。
見た感じよりずっと素敵な器です…表現おかしいですね。通常の小皿よりちょっと深く感じられるので重菓子などもいいんじゃないのかなぁなど思ったりします。図柄の描き方もちょっとユニークでそういったところがお気に入りの器です。
 
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【品番#U199】染付寒蘭文様輪花小皿
サイズ: 直径:12.5㎝、 高さ:3.5㎝
価 格: 1,700円 (税込) / 枚 10枚あり
状 態: 良好
備 考:
 
 
[Product #U199] Small plate Dyed of Cold season Orchid’s pattern
size:(Diameter): approx 12.5cm / (Height): approx 3.5cm
price: ¥1,700 (Tax included)
stock: 10 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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【品番#U222】ベロ藍 唐子図輪花平皿 (Berlin-blue flat plate with painting of Karako child)

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やっとお日さまが差してきました!
このところずっと曇り空で、おまけに先週からの雪の影響は週の後半まで続いたので、どっと疲れる年末になりました。
この数日間はずっと天気予報とにらめっこしながら、「この日しかない!」と雪が降る日の午前中のわずかな晴れの間を縫って極感の寒さの中、裏白の葉を採りに行きました。いつもより深い山へ行かなければホントにこのところ良い葉っぱには巡り逢えなくなりました…。私もいつの間にか体力の衰えを感じる歳になり、これまでは平気だった崖の斜面から滑り落ちることもしばしば…。
そして、何といってもいつも天候のかわりやすい山の天気に合わせ、いつ山に行ったら良いのかタイミングを図るのには毎回不安で不安でしょうがありません。その不安を減らすために事前に偵察にも行くのですが、それでもこのような冬の年末は毎年決まってハラハラドキドキを繰り返しながら葉っぱを採ります。
昔はもっと自然の葉っぱも身近にあったんだろうな~と思います。
そんな厳しい中でも私は山に行ってしまいます。。そしてふと思いました。「私は自然人なんだ!」と今回思うようになりました。自分自身の事をそう思うと、例年のハラハラドキドキも本当の意味で楽しめるようになりました。自然はきっと私の味方になってくれます。
 
ところが、最近の山は数年前にはとても綺麗なところがどこもかしこもイノシシに荒らされてます。それに輪をかけて度重なる豪雨などの影響で手入れのされてない山は荒れに荒れています。倒木や土砂崩れなど、その風景はビックリするほど様変わりをしました。
ですがそんな事がありながらも山の木々は健気にそして凛と生き抜いています。それは本当に感動ものです。
そんな山の氣をいっぱいに感じながら育った生き生きとした葉っぱは、新しい年を迎えるため神様に捧げるのにはふさわしいのだと思います。今年も心をこめお客様にお届けしたいと思います。
 
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今日はクリスマスです!
クリスマスにふさわしく「シュトーレン」を盛り付けて見ました。こちらはクリスマスプレゼントでいただいたのですが、どんな味のする「シュトーレン」かというと、お菓子を作った人が見えるというかとても優しくて大胆なほど具材がズッシリと入っていて迷いのないお菓子。それはそれはとても美味しいんです。
作るモノには人柄や、人間性って出るんだなとあらためて感じます。私もいつかきっとこうして大切な人の為を思ってシュトーレンを焼けるようになりたいと思います。そしてこの投稿に使う写真を撮るまでは食べることはできないので、そこはグッと我慢をしました。
クリスマスは今日ですが、この忙しい年の瀬の合間の休憩に美味しいコーヒーや紅茶と一緒に少しずつチビチビといただきたいと思います。
 
そして今回使った器はベロ藍の唐子の七寸皿になります。
唐子とクリスマス?で、ちょっとアンバランスでミスマッチがするでしょうが、こちらの器の図柄や形、色、みなさんが普段見慣れている唐子の器とはちょっと雰囲気も異なります。器の輪郭や色の影響があるんだと思います。
よくよく見るととても魅力的な器ですね。ホトトギスの以前の投稿を見ていただけますと図柄の説明もしているのでそちらも合わせて見ていただけると嬉しいです。
 
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【品番#U222】ベロ藍 唐子図輪花平皿(七寸)
サイズ:直系:22.0㎝ 高さ:3.0㎝
価 格: 2,200円 (税込) / 3枚
状 態:良好
備 考:バラ売り不可
 
 
[Product #U222] Berlin-blue flat plate with painting of Karako child
size:(Width): approx 22.0cm / (Height): approx 3.0cm
price: ¥2,200
/set plate (Tax included)
stock: 3in all
condition: Almost favourable condition
note:
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

 幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 

短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。

骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

Facebookページ
器と、そのまわり 杜鵑草(ホトトギス)

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

 

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。

結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

 

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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山形県
福島県
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秋田県
 
サイズ 重量(kg)                        
60 2kg迄 500円 500円 600円 500円 700円 800円 800円 800円 800円 1,300円 1,300円 1,700円
80 5kg迄 580円 580円 850円 580円 950円 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 1,550円 1,550円 1,950円
100 10kg迄 1,000円 1,000円 1,200円 1,000円 1,000円 1,250円 1,250円 1,250円 1,250円 1,800円 1,800円 2,200円
140 20kg迄 1,250円 1,250円 1,350円 1,250円 1,450円 1,550円 1,550円 1,550円 1,550円 2,050円 2,050円 2,450円
160 30kg迄 1,500円 1,500円 1,600円 1,500円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 2,300円 2,300円 2,700円
  10kg迄増 250円
170   2,200円 2,200円 2,300円 2,200円 2,300円 2,400円 2,400円 2,400円 2,400円 2,800円 2,800円 3,200円
180   2,450円 2,450円 2,550円 2,450円 2,550円 2,650円 2,650円 2,650円 2,650円 3,050円 3,050円 3,450円
200   2,950円 2,950円 3,050円 2,950円 3,050円 3,150円 3,150円 3,150円 3,150円 3,550円 3,550円 3,950円
220   3,450円 3,450円 3,550円 3,450円 3,550円 3,650円 3,650円 3,650円 3,650円 4,050円 4,050円 4,450円
240   4,450円 4,450円 4,550円 4,450円 4,550円 4,650円 4,650円 4,650円 4,650円 5,050円 5,050円 5,450円
260   5,450円 5,450円 5,550円 5,450円 5,550円 5,650円 5,650円 5,650円 5,650円 6,050円 6,050円 6,450円

※税別価格表示
※沖縄については別途料金を適用させて頂きます。
※離島については、別途実費をご負担お願いします。

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