【品番#U203】スクエアカットガラス (Square cut glass)
気がつけばあっという間に2月は終わってしまいましたね。もう3月です。
今日もお洗濯物を干しながら、乾くのが随分と早くなったなと思いました。車を運転しながら街から山に入ると、山の木々の先端が少し赤みを帯び散るように感じ、その景色が冬のものと全く変わって春を感じます。また、黄色や紫の草花があちらこちらに目につきます。菜の花も咲き春になったんだなと思わせてくれます。
最近では、お野菜やさんに行くたびに春のお野菜がひと品、ふた品と増えて、眺めているだけでも気持ちがウキウキしてきます。気持ちがちょっと浮き足立ったりするから春は不思議ですね。
先週は久しぶりに福岡の中心街、天神に出かけてお昼を食べました。どのくらいぶりだったでしょうか…。天神に出て食事をするなんてもういつだったか忘れました。最近は外食といっても近所や郊外のお店に行くようになり、それもほんの数回数えられる程度です。ここ数年私たちの生活はすっかり変わってしまったなぁと感じました。
街ではお洋服や雑貨、モノから感じられる季節が春へと移り変わり、それを街で感じることもバランス的にはとても大切なことだなと歩きながらおぼろげに考えたりしました。自然の中で感じる季節の移り変わりはもちろん心地いいのですが…。
今週はガラスの器を使いたい気分だったので、その気分からガラスの器にはどんなお料理が合うのかなぁと考えてみました。
まだほんの少し早いですがセリを使った「よごし」をつくってみました。よごしとは白和えのことを言うのだそうですが、一般的にはすり鉢やすりこ木を汚しながらつくることからこの名がついたといわれていますが、お料理人さんにお聞きしたところ、よごしは白和えほど繊細ではなく、どちらかというと少し大まかな感じを漂わせているというようなことを仰ってました。
「よごし」・・・。なんだかこの言葉のひびきが素敵ですよね、とても気に入りました。
セリは日本原産の野菜の一つで、一箇所から競(せ)り合って生えているということから名がついたと言われているのだそうです。セリは食べた瞬間にふわっと鼻に抜ける香りは春を感じさせてくれます。今回は他に、白菜、人参、イカのゲソを下ゆでしたものを水をよくしっかりきって和えました。そんな中にも白菜はかなりの量を入れてみました。父が畑で作った白菜もそろそろ終わりの時期を迎えていたので使ってみました。
隠し味にはお味噌とお砂糖を少し入れてます。季節のお野菜をこうして和えるととても食べやすくなるんだなぁとあらためて知ることができました。毎自画自賛になりますがとても美味しかったですよ。
今回ご紹介する器はガラスの角皿です。とてもとてもお気に入りです。そんなに古くはありませんがおそらく昭和のガラス皿になります。
どの角度か眺めてもキラキラととても綺麗です。ちょっと大袈裟なほど縁もビリビラとしていますが、そこがなんとも可愛らしく感じられます。
【品番#U203】スクエアカットガラス
サイズ: タテ:16.5㎝、ヨコタテ:16.5㎝ 高さ:4.0㎝
価 格: 2,000円 (税込) / 枚 残り4枚
状 態: 良好
備 考:
[Product #U203] Square cut glass
size:(Diameter): approx 24.5cm / (Height): approx 4.0cm
price: ¥2,000 (Tax included)
stock: 4 plates in all
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子