【コラム】調理実習で感じたこと…
先日、昨年の秋に盛り付けの講義の機会をいただいた専門学校で、調理実習を見学させていただきました。
それは私にとって、驚かされることも気付かされることもあり、とても有意義な時間となりました。
実習に立ち会わせていただいて、先生の指導に直接触れ、「あんなふうに教えてもらえていいな、恵まれた環境があるっていいな」と心底思いました。正直なところ、私も入学したいと思いましたし、終わった後に先生へ私も入学する方法はないのかと本当に直訴してしまいました…苦笑
今回はこの春に入学したばかりの生徒さんの実習を観せていただいたのですが、入学してからたったの三週間でこれだけの腕を上げられるのかと思うと、毎週投稿するために料理を作っている私なんてまるで牛の歩みです…。
料理の専門学校だからもちろん料理に興味があってくる生徒さんでしょうから、高校を卒業したばかりとはいえさすがにセンスがある子たちです。また更に驚くことに、その実習を見ている最中にも技量が上がっているのが素人の私の目にも手に取るように分かるんです。
私も困ったときにはお料理人さんに助言をいただいているので分かるんですが、先生の言われていることを感覚で反射的に理解して実践している生徒さんの姿には驚くばかりです。
このような学生さんたちが卒業するころには立派に料理の世界に旅立ち困ることは無いくらいに知識と技術を習得していることは間違いありません。その未来の姿を想像すると頼もしさすら感じました。
先生の教えどおりに実行している学生さん達に只々「すごいなぁ…」と感心するのもさることながら、たった2時間弱の実習の中で完結させるカリキュラムと先生のご指導もプロフェッショナルの流儀を体感しました。
調理実習の最後は、時間内に仕上げた料理をみんなでいただくのですが、光栄にも私の分まで準備していただき学生の皆さんと一緒にいただきました。
そしてその味の絶品だこと、驚きました。手際よく調理し手際よく片付け、そして美味しい料理が出来あがるという一連の流れを目にして、もう言葉もありません。
生徒さんにお替わりを勧められましたが、心とはうらはらにさすがにちょっと遠慮してお断りしました。
おまけで、学生さんに私が土鍋でなかなかうまく炊けないお米の炊き方に関するアドバイスをもらいました。早速、その晩に実践してみましたが見事にうまく炊き上げることができました!
この日は私にとってなんと有意義な一日だったでしょうか!
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子