【ご報告】湯氣さん「弥生のお稽古」をおこないました

先週のお稽古から1週間が経過しました。
ほんの数日のことなのに、お稽古のときにはまだ固い蕾だったソメイヨシノの花が開き初めました。
あちらこちらで春の息吹を感じては、足を止めじっくり草花を見ていると「このときを待ってたたんだよ!」といわんばかりかのようにひとつひとつ、どれもが活き活きと芽吹き始める様子に思わず頬が緩みます。

毎回のことですが、「今月は皆さんに何をお伝えしょうかな~」と色んなことを頭で巡らせます(そんなに多くはないですよ…)。「春だったらたくさん葉っぱはあるからどうして考えるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、正直なところ冬の季節の方が葉っぱ選びはスムーズにできるんです。
この時期のカイシキとなると…案外たくさんありそうでない。
その訳は、山野草のほとんどが、添えるというより新しく始まる山野草の一年の始まりを味覚として感じるものが多いからではないかと思います。
つくし、たけのこ、わらび…などなど。葉物もそうです。ツワブキにユキノシタ、そのほかにも色いろ。
というわけで、今回はそんな中でも芽吹いたばかりのユキノシタを。
添える花はたくさんあります。

そして別に今回は青竹を器に使ってみました。
竹は竹林に入り、細めのものを選定して切り出してきたものです。
時間の都合もあるので、青竹は事前に「油抜き」をしておいたものを準備してきました。
実は、この竹というのはちょっと面倒で…「油抜き」という下準備の作業をしておかなければ直ぐに痛み始めます。
ところが、この油抜きは一度やってみるととても楽しいんです!だからこの機会に皆さんにもこの竹の油抜きを体験していただきたくて、少し小さく切った竹を「茹でる」、「炙る」のふたつの方法で体験してもらいました。

皆さんが楽しそうにゴシゴシ磨いている様子は傍でみていてとてもいい光景でした。
今回、湯氣の雅美さんにご準備していただいたお料理(教材)は春の訪れを感じる品々でした。
【献立】
○沖縄芥子菜とジャコのおむすび
○豆ご飯おむすび
○カリフラワーと新玉ねぎのスリ流し
○ほたてとハッサクの新玉ねぎのクミン風味和え
○ブロッコリーと新玉ねぎの白和
○紫カリフラワーのピクルス
○ムギ糠のお漬物
スリ流しにはねぎの青い部分をペーストにしたものをアクセントにアサクラオリーブオイルの新物をほんの少し回しかけてあります。
このお漬物を竹の器に盛っていただきました。
ユキノシタはリズムよく盛り付けに添えてアクセントにしていただけたらと考えました。
盛り付ける際に皆さんにいちばんにお願いしている事は、「周りの目を気にせず、自分の感性で思い切り楽しむこと」と伝えています。
お稽古のいちばん大切にすることはここだと思っています。

皆敷を取り入れながら、お料理の盛り付けだけに留まらず、心の余白を意識しつつ自分の内面と会話するように、自身と向き合ってもらえる時間にもなればいいなと思っています。
なぜなら、盛り付けに皆敷を入れることは自分の今の心の状態がそのまま現れるからです。心の表現といってもいいのではないでしょう。
他にも、山茱萸、利久梅、杏の花、菜の花、木蓮…などなどを今回は準備しています。
次のお稽古は4月20日です。
嬉しいことに次回はすでに定員になっているそうですが、五月以降の予定については湯氣さんまでお問い合わせいただけますようお願いいたします。
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子


