【ご報告】「ちょっとした葉っぱのおもてなし盛りつけ」ワークショップ開催しました。
春うららかな陽気になり気持ちのいい3月24日 (土)豆豆的花(まめのはな)さんで、「ちょっとした葉っぱのおもてなし盛りつけ」をのワークショプを行いました。
開催から一週間過ぎた今では桜もひらひらと散りはじめました。春霞の中、桜の淡いピンク、菜の花の黄色となんとなく眺めているだけで思わず手を合わせたくなるようなそんな気持ちになり、日本人でよかったなってあらためて思ってしまいます。
今回も先月のワークショップに引き、続き葉っぱを使ってこの季節ならではの遊びをプラスしたお菓子の盛りつけを楽しんで頂きました。
椿の葉に「ずんだ餅」を挟み鶯色の餡をちょっとのぞかせ春の訪れをイメージし、これを器の余白を意識しながら盛りつけました。器は伊万里の蝶々の図柄の七寸皿を使ってます。
ガトーショコラの濃い茶色には、桜の花の淡いピンクで色を意識した盛りつけを楽しんで頂きました。
こちらの器は輪島塗の朱塗りの花見重を器に見立てています。この他にもいくつか盛りつけやすい器を準備しています。
今回参加頂いた方々は、偶然にも皆さんお料理のお仕事をされていらっしゃる方ばかりで、それぞれ思い思いに盛りつけて頂いたのですが、のびのびと盛りつけられる様子は見ていて私も楽しませてもらいました。予想していなかった葉っぱの使い方に私自身の気付きがあったり、はたまた写真を撮り合ったりで盛り上がったりもしました。
最近感じることですが、「和食、和の文化」という言葉に魅了され、おもてなしであったりしつらえであったり、様々な角度から触れる要素はたくさんありますすが、結局は何より自然を尊び、心をとおし、気持ちを通わせる事が私たちの持っている大事な文化の要素ではないのかなと感じます。強くそう感じてます。
私は、皆敷を使った盛りつけのワークショップを通じて、盛りつけの楽しさと一緒に日本の文化の取り持つおもてなしの心がお料理に自然に散りばめられる、そんな機会になっていけたらいいと思います。
これからもそんなメッセージを葉っぱにのせ盛りつけの楽しさをお伝えしていけたらいいなと思っています。
(豆豆的花さんでのワークショップ予定)
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杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子