【ご報告】「春の葉っぱ盛りつけワークショップ」を開催しました。
4月14日 (土曜日)、豆豆的花(まめのはな)さんで、「春の葉っぱ盛りつけワークショップ」を開催しました。
この週末は「春の嵐」といわれるような生憎の天候で、お越しになるのも大変な中ご参加頂いてありがとうございました。
楽しいひとときをご一緒できて良かったです。
四月も中旬を過ぎた今では木々が一斉に葉を広げ始めます。今日のような雨も、うららかな陽射しも木々に草花にとっては最高のエネルギーになります。
今回もこの季節ならではの遊びをプラスしたお菓子の盛りつけを楽しんで頂きました。
毎回、盛りつける器については色々と悩むのですが、今回はこの時期ならではの筍(たけのこ)の皮を使ってみようと思いました。
ワークショップ前日に筍を掘り、数十メートルの竹を切り倒し、今回の盛りつけにちょうどあいそうな筍の皮と竹の筒で器を製作してみました。
盛りこむものには輪島の朱塗りの御膳を見立ててみました。
盛りつけるものは、ガトーショコラとウエハースを混ぜあわせ、季節の果物でイチゴと、キウイ、タンカンを使いました。
(ご参加頂いた中村さんの画像より)
ヤマブキの足元が揃ってたらもっとよかったのですが…
今回もとても和気藹々とした雰囲気の中、とても熱心に話を聞いてくださって嬉しかったです。
「和食、食の文化」をあらためて見つめなおすにあたり、やっぱり、おもてなしやしつらえは欠かせない要素ではあります。
でも、そのアウトプットを違う側面で見たときに、その起源やこれまでの歴史、そして根付いたその地方におけるしきたりや風土…。
そういう様々なものによって、この現代の和食文化が成り立っているんだなぁ…と感じます。
その上で、何より大切な自然を尊び、心を通して、気持ちを通わせることこそが、私たちの持っている大切な文化ではないのかなと思います。奥が深いです…。本当に奥が深いと思います。
これからも、皆敷を使った盛りつけのワークショップを通じて、盛りつけの楽しさと一緒に日本の文化の取り持つおもてなしの心がお料理に自然に散りばめられる・・・そのような機会をどんどん設けていきたいと思っています。
これからもそんなメッセージを葉っぱにのせ、盛りつけの楽しさをお伝えしていけたらいいなと思っています。
豆豆的花さんでの今後の定期開催のワークショップ予定です。ぜひ、ご参加ください。
第115回、有田陶器市の出店のお知らせです。
毎年恒例の有田陶器市(平成30年4月29日(日)~5月5日(土))に今年も杜鵑草は参加します。
賞美堂本店(中の原本店:佐賀県有田町中の原1-1-13)内にて出店しますので、ぜひ有田陶器市にお越しください。
※初日がいちばん込み合いますが、賑わいもあって楽しんで頂けるかと思います。ゆっくり巡りたい方は、期間中後半にお出でになるのが良いかと思います。
皆さまのお越しをお待ちしています。
杜鵑草では下記の業務を承っております。
- 骨董の器と皆敷を用いたコーディネイト
- 骨董の器の販売・コーディネイト
- 皆敷のワークショップの開催
- 皆敷用の葉っぱの販売
- 骨董の器の買取り
どうぞお気軽にお問い合わせください。ご希望の方はメールフォームにてお問い合わせください。
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ショップ
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営業時間:10:00〜17:00
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器と、そのまわり
杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子