【コラム】皆敷~柊(ヒイラギ)
先日、福岡の西公園というところをふらふらとお散歩をしていた時に、
ビックリするほど、真っ赤な実をつけている柊(ヒイラギ)を見つけました。
あまりにもきれいだったので、思わず携帯でパチリッと撮りました。
これは本当は柊(ヒイラギ)とは言わなくて、ヒイラギモチと言います。
(柊はもっと葉っぱがトゲトゲと鋭くとがってます。)
クリスマスのモチーフにと、お料理やケーキにちょこんとそえられている葉っぱです。
これが日常のお料理、例えば鶏の唐揚げなどなど…
そえられるだけでたちまちのクリスマスの雰囲気になるからとっても不思議です。
お料理ってもちろん器も大切なんですけど、
見ただけで「うわっ、クリスマスだぁっ!」と感じたり、季節感!新鮮さ!って
何より大切だと思うんですね。
そして、そこにストーリーがあったりすると、
お料理を作る人の気持ちや思いが、食べてもらう人により伝わるのかなっと。
例えばこの柊(ヒイラギ)には、魔除けとか、邪気を払うとかそんな意味が含まれていて
おせち料理にそえてあります。
あと、柊(ヒイラギ)は老木になるとトゲが目立たなくなり、葉が丸くなっていきます。
私たちも歳をとると丸くなっていくんでしょうか…?
そんな思いも込めてるのかどうなのか…。
ちょっと、季節の葉っぱをそえて、
お料理により一層の気持ちと季節感を盛ってみるのはどうでしょうか…。
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