【東京催事】2014/ 10/ 18.19.21日 骨董で楽しむイタリアン〜 リストランテ・リッツにて
今回で第4回目となった「骨董で楽しむイタリアン」。
骨董の器にイタリアの家庭料理を盛りつけ、料理を味わいながら骨董も学んでしまおうという
「骨董で楽しむイタリアン」。
またまた、東京目黒のイタリア家庭料理研究家の山中律子さんのお料理教室に
お邪魔させて頂きました。
今回も本当に多くの方に足を運んで頂きとっても楽しい会となりました。
ご参加頂いた皆様、そして毎回全力でサポートしてくれる律子さん、
律子さんのご家族の皆さん、お友達の皆様、心から感謝しています。
本当にありがとうございます。
今回はなんと言っても、これまでのほぼ倍の器を持ち込む事になり、
この季節にピッタリな紅葉文様の三ツ組鉢。
この季節ならではの品々を皆さんにみて頂きたくて…
これをもっていくなら、この器と見比べて欲しいなぁなどと思い始めたのが
今回倍の持ち込みとなった理由です(笑)
(しかし、本当に梱包は大変でした…。)
さてさて、今回も骨董の幅広い魅力をより引き出すためにと、
律子さんが器にあったイタリア各地のマンマ直伝の田舎料理をたくさん準備してくれました。
今回実は商品を仕入れる時からやってみたかったのがこれ!
梅椀(うめわん)とよばれる蓋付きの漆の色がとても艶やかな器に、
律子さんのトルテリーニを入れてお出ししてみたかったんです。
梅椀とはもともと魚介類やエビ、椎茸など5種類の具が入った椀盛りのことで、
梅の花びらになぞらえてこのようによばれているものです。
大きさと、深さ、とても重宝される器ですが、最近ではなかなか状態のよい梅椀が仕入れにくくなっています。
そして、あまり一般的には知られないかも知れませんが、
食籠(じきろう)と呼ばれる蓋付きの器があります。
本来は主菓子をお客様の数だけ盛り込んで出す為のものなのですが、
それをおかわりの分のトルテリーニを入れて出してみたかった。律子さんに是非にと、お願いして実現させてもらいました。
本当に我ながら素敵だと感じ、実現できてとても嬉しかったです。
その他色々な種類の器もあったのですが、
今回もお重を持っていきました。私はお重がとても大好きです。
今回は律子さんのアイデアでなんと!お重に「生ハム」を盛りつけてみました。
(これは思いつかなかった…。)
お重は漆塗りなので、ほどよく水分をキープすることができます。
あらかじめお客様が来られる前に盛り込んでいても、蓋をしていたら大丈夫!
乾燥してカピカピの生ハムになるということがありません。
今回これに皆敷は松の葉と、南天を、1人ずつ取り分けしやすいように盛りつけた生ハムにリズムよく配していきました。
こんなに素敵な使い方は思いつきもしませんでした。
とても新鮮な使い方でした。
あっと言う間の数日間でしたが、本当に楽しい時間でした。
次回は、春頃を予定しています。
とても楽しい会なので、私自身今からとても楽しみにしています。
また次回皆さんに楽しんで頂けるような器を準備できるようにしたいと思います。
本当にお世話になった皆様ありがとうございました。
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杜鵑草 -ホトトギス-[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子
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