【品番#U148】金魚鉢 (Fishbowl)
今回は金魚鉢です。
ところで金魚は、むかし中国南部の町で発見された赤い色をした野生のフナから人工的に改良に改良を重ねて作られた品種です。今でもその改良による金魚の価値は高額で取り引きされているものもありますね。
日本に伝わったのは室町時代(文亀2年:1502年)といわれますが、その当時は高価なもので一部の貴族などしか保有・飼育できかったようです。なんとなく昔の歴史を想うとそんな感じが思い起こされます。
江戸時代の寛政の年間(1789年~1801年)になると、金魚の飼育も大衆化して、しだいに江戸のブームになったといわれます。
ビードロ、ギアマンという言葉はよく骨董の器の紹介でも用いますが、当時このようなガラス製の円い器の金魚玉という器を手に、金魚売りから分けてもらっていたようです。
この金魚玉は、観賞用の金魚を入れて軒先などに吊るしていたそうですがとても風情ありますね。目で楽しむ涼といった感じでしょうか。
金魚玉は夏の季語としても用いられます。
そのうち、陶器の金魚鉢はガラス製に変わっていったようですが、今ではそんな金魚鉢もあまり目にすることは無くなりましたね…。
今回の金魚鉢は現代物のレプリカになります。もちろん金魚鉢として使って頂けますが今回は、フラワーベースに見立て使ってみました。
最近では贈り物に頂く花束もラウンドのブーケー風のものも多く見かけます。その時にお花屋さんがせっかく作ってくれた素敵なブーケがフラワーベースに移し替える際にはバラバラになっていきます。このまま綺麗な状態でフラワーベースに入れることができたらいいのに・・・といつも思っていましたが、そんな時に思いついたのが、この金魚鉢です!
これなら頂いたブーケをそのままザクっと入れるだけで綺麗におさまります。
そしてこの金魚鉢は足元もとっても可愛いんですよ!
他にもこの金魚鉢に春蘭を入れて楽しまれているお客様もいらっしゃいます。
色々と楽しんでお使い頂ける金魚鉢です!
【品番#U148】金魚鉢
サイズ:直径:約18.5㎝ 高さ:約20.0㎝
価 格:3,600円 (税抜) (残り1個)
状 態:良好
備 考:
[Product #U148] Fishbowl
size:(Diameter): approx 18.5cm (Height): approx 20.0cm
price: ¥3,600 (Tax not included)
stock: last one
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子