【品番#U152】sold out-手桶花入れ ( Flower pail )
まだ暑い盛りですが、立秋を迎えました。人知れず季節は秋に向かって進んでいます。
そんな秋を探しに先日、門司に行ってみました。行ってみて門司はノスタルジックな雰囲気をもった街だと感じました。
同じ福岡県に居ながらこれまであまり行く機会がない街で、ほんの少し離れた福岡市に暮らしている私の印象だと北九州地方はどうしても工場地帯、関門橋や関門トンネルといったイメージが強いです。だから、街並みについてはあまり気に留めた事がありませんでした。
長崎、神戸、横浜のような港町によく見られる急な坂の斜面に家が立ち並んでいて坂道の多い街並みや、目の前に見える対岸の下関の風景が良かったです。もちろん下関の夜景はもっときれいです。
鹿児島本線の起点駅といわれる門司港駅は大正時代のレトロな駅舎がすこし前に修復されたようで、とっても雰囲気があり素敵です。そして明治・大正時代に作られたレンガ造りの建物が残されている湾岸の門司港レトロも散歩にはとてもいい場所でした。
そして港に行くと本州と九州を唯一結ぶ重要な幹線の関門橋がそびえて立っている姿が見えてきます。
瀬戸大橋や明石大橋なんかを渡ったことがある人に言わせると、少し小さく感じられ、古いこともあって思っていたよりスケールが小さいと感じられるかもしれません。でも、この橋は紛れもなく本州と九州を結ぶ唯一の橋なんだなぁと思いながら見ていると、私にはそれが重責を担っているという重厚さすらをその雄姿から感じたりします。
街の感じは港町の雰囲気が漂っていて機会があれば住んでみたい街の中に含まれる場所だと思いました。
九州の北端にこんなに素敵な所があるなんて思いもしなかったです。まだまだ行きたいところはきっとたくさんあるはずです…あらためてそう感じました。
気が付いたら陽もすっかり暮れ、きれいにライトアップされた関門橋が見える時間で、海風が心地よく、少しだけ秋を感じることができました。
こちらは輪島塗りの手桶型の花入れです。共箱があります。
秋になると空は高く肌に感じる風が心地よく、気のせいか空気の香りまで変わる気がします。
木々は色付きはじめ、秋の花が咲きはじめます。本当に本当にいい季節です。
そんな秋の花々を思い思いに活けてみられてはいかがでしょうか。花々だけでなく、秋の実りも一緒にいけてみられてはいかがでしょうか。
もちろん和室に置いてみるのも素敵ですが、お手持ちの木の椅子をリビングのコーナーへ持っていき、さりげなくそこに花入れを置いてみてはいかいがてしょうか。
【品番#U152】手桶花入れ
サイズ:(底)直径: 22.5cm (内桶部分 22.0㎝)/高さ: 40.0㎝ (桶部分:22.0㎝)
状態 :良好
価格 : Sold out
備考 :共箱あり
[Product #U152]: Flower pail
size:(bottom diameter): approx 22.5cm(inside 20.0cm)/ (height): approx 40.0cm(inside 22.0cm)
condition:favourable condition
price: Sold out
note: with designated wooden storage box
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子