【品番#U167】輪島塗屠蘇器 沈金 鶴亀松図 (TOSOKI of sunken gold-inlaid lacquerware)
熊本の地震からはや4年と8ヵ月が過ぎました。復興のシンボルとしての熊本城の再建も進んでいるようです。
阿蘇の方で目にするのはまだあの地震で滑落した爪痕の生々しい立野峡谷と、阿蘇大橋が崩落した跡も道路沿いに少しだけ目にすることができました。少しだけ…できたというのは、真っすぐに見ることができないというくらいに痛ましい様子が今もって残っていたからです。でも、この状況を目にしたことで正直驚きました。
そのあとは仮設住宅も眼に留まりました。いっきに当時の様子が思い起こされてしまい、心がギュッとしめつけられるような気持になりました。
当時高校1年の息子が熊本の高校の寮にいたころに、どれだけあの地震で辛い悲しい思いをしたか…恐怖心に苛まれたか…。でも、地元の方々はそんなの比じゃないくらいに大変だったでしょう…。
まだまだ終わっていない…地震の以前に戻るにはこれからも長い時間が掛かるんだと、あれから数年経って改めて目の当たりにして感じました。
熊本だけじゃなく、広島で起きた西日本豪雨や、北海道の地震、東北の大震災、その他の場所でも爪痕の残された場所では当時の時間がまだ前に進まない方たちもいっぱいいるんだと思うと心から応援したくなります。
2021年は皆様にとって絶対に佳い年になりますように。
新しい年を清々しい気持ちで迎えた元日の朝。
全ての準備が整い家族揃ってお屠蘇を頂くという光景は新年ならではのものではないかと思います。そしてお屠蘇を古くから伝わるこうした器で頂くというのはとても大切なことじゃないかなと本当に思います。
三つ重ねの杯は若年者なら順に年長者へ…そんな風景をイメージしながら、この屠蘇器が新年の思い出と共にある事を願ってます。
この2020年、長いようであっという間の1年でした。
今の暮らしのスタイルに変わったのは2月の頃から…年が明けてちょっとしたらもう現在のような暮らしの前兆が出始めて、3月の春が来るころには何もかもがピタッと止まったような気がしていました…。希望も未来も何か失われたかのような錯覚さえありました。
ところが、気付いたら師走で、もう年の瀬も近づいてました…。
この新しい生活様式とかニューノーマルな暮らしと言われる生活は、師走の年の瀬も感じないこと…だとするのなら早く前の暮らしに戻りたいです。
来年は必ず良い年になります。言霊です、言葉にする事で願います。
【品番#U167】輪島塗屠蘇器 沈金 鶴亀松図
サイズ:
屠蘇器 (径)13.0㎝(横)19.0㎝(高さ)19.0㎝
屠蘇台 (横)39.5㎝ (縦)27.0㎝ (高さ)7.0㎝
盃(大)12㎝ (中)10.5㎝ (小)8.5㎝
盃台 (横)17.0㎝ (縦)17.0㎝ (高さ)16.0㎝
価 格:40,000円(税抜)
状 態:良好 スレも一切ありません
備 考:鶴、亀、松文様 沈金 (銚子1個)
[Product #U167] TOSOKI of sunken gold-inlaid lacquerware
size:
TOSOKI (Diameter):13.0cm (Width):19.0cm (Height):19.0cm
Table for TOSOKI: (Width):39.5cm (Depth):27.0cm (Height):7.0cm
SAKAZUKI(large):12cm (Middle)10.5cm (Small):8.5cm
Table for SAKAZUKI: (Width):17.0cm (Depth):17.0cm (Height):16.0cm
price: ¥40,000 (Tax not included)
stock: only one in stock
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子