【品番#U166】籃胎漆器 研ぎ出し盆(Rattan lacquerware grinding finish tray)
今回は、お箸のことに触れたいと思います。
お箸は、奈良時代に中国より遣唐使によって伝わってきて聖徳太子がうんぬん…ということではなくて、、笑
日本独自のお箸の文化って良いなぁという部分をお話ししてみたいです。
お箸にも使われるシチュエーションによっていくつかの種類が用意されています。こだわっていくと材質、形状、色、塗、その他様々な種類を使い分けることになります。
また寸法にも同じように種類がありますが、ところで自分に合ったサイズをご存知ですか?
人差し指と親指を直角に伸ばしたときの指と指の頂点を結んだ長さの約1.5倍が自分のサイズだとか。これも昔からの習わしなんだと思いますが、使いやすいサイズをそうやって測るのは先人の知恵であり教えですよね。
サイズの話繋がりですが、心地よく食する目安の寸法はおおよそ一寸(約3センチ)といわれています。これは一口で心地良く無理なく食べることのできる寸法なんです。
お箸でお料理を挟んで口に運び、食する。この一連の動き、このことは食べる様(さま)が綺麗に見えることを意識するという、とても大切なおもてなしのひとつなんだと思います。
こういった私たちの国の知恵や工夫はお箸だけに限っても沢山あって、これだけでも世界中の人たちに自慢できるっていうのも日本人だからこそ…と思うと、すこし誇らしくなります。
お正月が近いですが、祝い箸も少しだけ意識してチョイスするのも楽しいかもしれません。
ところで、先日おこないましたお食事会では、お箸にも私なりにこだわってみました。そして箸置きはちょっと遊び心を持ってアレンジしてみました。(お食事会の投稿はこちらから)
箸置きの作り方は、今度機会を見つけてご紹介して見たいと思います。
今回ご紹介する品は、籃胎(らんたい)漆器の盆になります。
籃胎(らんたい)漆器はご存知でしょうか。真竹を竹ひご常にしたもので編み込み、漆がかけられたものになります。
私も製作の工程は分かりませんがデパートの催事で一度だけ職人の方が編み込まれているところを見たことがります。
竹で丁寧に編み込まれ、艶やかに塗られた漆の物は、驚くほど軽く使い込むほど色が深く馴染み、不思議と手の中にいい具合に収まり、指に吸いつくような感覚になります
今回はそんなこの籃胎漆器の研ぎ出しの盆になります。
お盆として使って頂くのはもちろんですが、ホトトギスではお皿としてソーサーとして使って頂くことをお薦めします。
年始にお正月のしつらえのひとつにいかがでしょうか。。
【品番#U166】籃胎漆器 研ぎ出し盆
サイズ:直径:26.0㎝ 高さ:2.0㎝
価 格:4,400円(税込) / 枚(8枚あり、バラ売り対応可能 )(21,000円(税込)/5枚セット)
状 態:良好
備 考:
[Product #U166] Rattan lacquerware grinding finish tray
size:(Diameter): approx 26.0cm (Height): approx 2.0cm
price: ¥4,400/1 plate (Tax included) (¥21,000/set of 5 plates)
stock: 8 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子