杜鵑草 器と、そのまわり hototogisu

【品番#U193】色絵三ツ組鉢 (Triple IROE Pod)

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最近、とある機会をいただくことであらためて器のことを勉強しなおす必要がありました。
私の二十代の頃、骨董の世界に近づきたくて数多くの書籍を買い求めていました。それは振り返ること二十五年ほど前ことになります(年齢がばれてしまいますが、、)。
あらためて勉強する機会を得ることで、そのころに買い求めた書籍をひっくり返し読み返す必要があったのでそのときの思いを少し書いてみようと思います。
 
今回読み返した本というのは、二十年あまり前に読んでいたものですが、当時は今ほど情報が簡単に手に入らない時代だったので、お師匠の書棚にある本をメモして書店を巡ったり、古本屋さんに通ったりしてやっと手に入れたものも少なくありません。
もちろん骨董の話なので時代の流行りなどを追っている内容ではないので、全く色褪せることはなく今読むとむしろ新鮮で新しく気が付かせられることも多くてとてもためになりました。
当時、必死に買い求めていた労が今少しだけ報われたのかもしれません。
 
当時を振り返ると本の至るところにアンダーラインが引いてありました。そのころはそれらの本を手に取っていてもなかなか今ひとつしっくりと入ってこなくて苦労していたんだろうなぁ…と思います。
純粋に骨董の世界を知りたい、近づきたいと思っていたころの若い頃の自分がページをめくるたびによみがえってきて、そんな姿を想い出し懐かしむ時間はあらためて古い器を好きだった当時の純粋な気持ちを呼び戻すものでした。
 
それと、このアンダーラインを引いているところに当時、自分自身が大事だと捉えていたということを再認識させられました。
でも、今の私はそのアンダーラインの引かれたところとは別の文章から「ああ、こういうことか!」と頷ける内容をくみ取ることができたり、これらの本の中から過去と今を行き来しながらとてもいい時間を過ごすことができました。
あらためて気付くことがあるのも歳を重ねたからこそなるほどと納得できることでもあったり、駆け出しの二十代の私にはこの部分を理解するのはかなり大変だっただろうなぁとも思います。
 
アンダーラインが繋げてくれたちょっとした想い出の話でした。これらの本も私にとっては大事な宝物です。
 
遅ればせながらの気付きですが、人に何かを伝えることで自分がより深く理解をしている必要があるということを知り、実は人さまに伝えるということは、自分自身がそのことをいちばん知っていなければいけないことなんだと気が付くことできました。
あらためて勉強する機会を与えてもらえたことはとてもありがたいことだと思いました。
 
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今回は大根を使った料理を作ってみました。
最近出はじめた大根を出汁でゆっくりじっくりと煮込んでみました。今週はこれまでよりスムーズに出汁がとれるようになったので何気に嬉しかったです。しかも大根もとろとろに仕上がってとても美味しかったのですが、いつものように失敗をすると思って大量に買い込んでいたので、今回は実家の両親やご近所さんにいっぱい食べてもらいました。
 
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今回使った器は色絵の三ツ組鉢になります。
色鮮やかでとても華やかな中にも大らかな印象の器です。決して珍しい器ではありませんが、このぼってりとしたなんとなく野暮ったい雰囲気が案外と盛り付ける食べ物を引き立てます。実はこちらの器は私の手元にきてから二十数年経過する器になります。今回の話の流れからこの器の存在を思い出しました。
今回は三姉妹が離れ離れにならないようにいつまでも一緒に居続けてもらいたい思いから三ツ組でのご紹介とさせていただきます。
 
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【品番#U193】色絵三ツ組鉢
大サイズ:本体(口径): 約24.5㎝ (高さ) 9.8㎝ (口台) 約11.3㎝
中サイズ:本体(口径): 約21.5㎝ (高さ) 8.8㎝ (口台) 約10.0㎝
小サイズ:本体(口径): 約18.8㎝ (高さ) 7.8㎝ (口台) 約8.5㎝
価格:23,000円(税込)
備考:残り1組 バラ売り不可
 
 
[Product #U193] Triple IROE Pod
Large size: (Diameter): approx 24.5cm (height) approx 約9.8cm (Foot diameter) approx 11.3cm
middle size: (Diameter): approx 21.5cm (height) approx 約8.8cm (Foot diameter) approx 10.0cm
small size: (Diameter): approx 18.8cm (height) approx 約7.8cm (Foot diameter) approx 8.5cm
price: ¥23,000
stock: Set only (impossible to sold individually)
condition:favourable condition
date:
 
骨董の器は通販も対応しております。
商品の購入をご希望されましたら、以下の方法にてお問い合わせください。
〇当サイトのメールフォーム(contactより)
〇杜鵑草(info@hototogisu.me)へのメール
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U178】色絵八寸皿 (Color painted big plate)

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急に寒くなってきましたね。
先日、実家の近くにある曲渕ダムのそばの公園に行ってみました。毎年この季節になるととても綺麗に色付いた紅葉が見ることができる公園です。
ここ数年はこうした紅葉に染まった景色をゆっくりと見に来ることができませんでしたが、あらためてみる景色はいいなと感じると同時になぜかとても懐かしくも感じました。
あー本当に気持ちよかったです!
こうして山を歩きながら自然を身近に感じることは本当にいいですね。そして、この仕事を始めた頃の活動を振り返えりました。数年前までは毎日毎日山に入っては葉っぱを探してはお店へ届けていたことが想い出されました。
今回山に来たのもお仕事のために使いたい葉っぱがあったので、それを探すために久しぶりに山をウロウロとしたのでした。この葉っぱを使ったお仕事については次回にでもご報告したいと思います。
 
本日はキノコの朴葉焼き(ほおばやき)を作って見ました。朴葉焼きは飛騨高山の郷土料理です。
私は10数年前に初めて朴葉を見たのですが、それまでは朴の葉を実際に見たことがなかったので山に行ってもなかなか見付け出すことはできませんでした。ところが、これが不思議なもので実際にこれが朴の葉だと一回知ってからは自然に朴の葉が目に入ってくるようになりました。
 
そんな朴の葉は初夏を迎えた山で青々としたきれいな葉を見ることができます。かなり高い場所にあるので採るのはなかなか大変です。そしてしばらくすると朴の木は白い大きな花を咲かせます。この花がまぁ本当に美しく素晴らしい花なのです。何度もその花を採りたいとチャレンジしてきましたが、あまりにも高い場所に咲いていて朴の木もなかなか簡単には採らせてはくれません。
「高嶺の花」という言葉はここからきているんじゃないかと思うくらいに手の届かないところにある素敵な花です。でも、私はこれまでで運良く一度だけ手にすることができました。その時は本当に本当に嬉しくてずっと眺めていたほどです。
 
一方、朴の葉は他の葉にはみられない面白い特徴があります。葉っぱの質感はまるで障子に貼られた紙のよう感じられ、葉の表面を指でポンと突くと「バリッ」と、まるで紙を破いた時のような音をたて破れます。葉っぱ自体は水を弾き比較的熱にも強く、香りや殺菌作用も併せ持っています。
秋になると茶色になって重なりあうように落ちます。
その葉を拾い集め、流水で洗い、熱いお湯をかけそのまま一旦つけおきし、その後数回ゆでこぼした葉を使って焼き物などをのせて焼きます。すると、焼いたり蒸したりすることで朴の香りが柔らかく食べ物に伝わり、また殺菌もしてくれるという効果もあり、まさに一石二鳥です。
 
そんな朴の葉の特性は知らなくても食べ物をのせたり包みたいという気持ちに不思議とさせてくれる朴の葉の形状は昔の人々も同じように考えたんじゃないかと思います。
それが現在の朴の葉を使った飛騨高山の郷土料理ということなんだと思います。寒さを感じだすこの季節にはその食べる様は風情があってとても趣きがあると感じます。
 
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今回は朴の葉に醤油麹(多くは田楽味噌を使うようです)をのせ、身近に手に入るキノコを焼いて見ました。
焼きあがる途中に漂ってくるなんともいえない香りは、まるで森の中へいざなうような空気感を感じさせてくれ安らいだ気持ちになります。
 
今回使った器は色絵の八寸皿になります。こちらは以前にもご紹介したことがある器です。
とても素朴な平皿ですが、お料理を盛るとおおらかな雰囲気に包まれる器になります。その雰囲気は使っいただいてその魅力を味わって頂きたい器です。
最近ではこの手の雰囲気を持った大きめの器もなかなか見掛けないようになりました。
 
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こちらの器について前回のご紹介もご覧ください・・・こちらから
 
 
【品番#U178】色絵八寸皿
サイズ:本体(口径): 約23.5㎝ (高さ) 4.0㎝ (高台) 約13.8㎝
価格:7,000円(税抜)
備考:残り3枚 バラ売り可
 
 
[Product #U178] (Color painted big plate)
size: (Diameter): approx 23.5cm (height) approx 約4.0cm (Foot diameter) approx 13.8cm
price: ¥7,000
stock: 3 in all (possible to sold individually)
condition:favourable condition
date:
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U192】大黒ねずみ染付七寸皿 ( Blue and white porcelain flat plate with drawing Luck Rat and Radish )

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気がつけば11月も中旬にさしかかろうとしています。今年もあと残すところ50日程度となったわけですが、日にちに換算するとこうして時間が経つのは本当にあっという間だな…とちょっと気持ちが焦ってきます。今年のクリスマスやお正月は楽しめる世の中であって欲しいなと願うばかりです。
 
お店に並ぶお野菜も少しずつ種類が変わってきたように感じます。この時期になると蓮根の収穫期にあたりお店でも掘り立てのレンコンが並びはじます。そこで今週はからし蓮根に挑戦してみました。
からし蓮子といえば熊本となるわけですが、これは全国的に知られていることなんでしょうか?
熊本の郷土料理のひとつに挙げられるからし蓮根。からし蓮根といえばシャキシャキとしたレンコン特有の歯ごたえと、あのツンとくる辛いからさが特徴です。
熊本出身の人はからし蓮根を食べないと帰省した気がしないというのを聞いたことがあります。お正月にはおせち、またお祝いの席では必ずからし蓮根が出てきます。
今回作るにあたって調べてみたところからし蓮根は細川家のお家料理だったというんですが、郷土料理はいつも興味深くて調べれば調べるほどワクワクしてきます。
今から遡ること約四百年前に細川家が肥後五十四万石の太守となって豊前から入国しました。その時に耶馬渓の羅漢寺の玄宅和尚も細川家に従って熊本にやって来ました。
肥後細川家の初代藩主である細川忠利は日頃から体が病弱で、心配した玄宅和尚は「何か栄養のあるものを」と苦心して探していたところ、当時の熊本は沼地が多くいたるところに蓮が繁茂していることに目をつけレンコンには造血効能があることを和漢の書で知り、これを忠利に食べさせようとしました。
しかし忠利は「レンコンは泥の中で育った不浄なもの。」として食さなかったので、「麦味噌の中に和がらしを混ぜ、蓮根の穴につめ、麦粉、空豆粉、卵の黄味を混ぜ合わせた衣をつけ、菜種油で揚げる」というレンコンと分からない料理を作りました。
忠利は口にするとピリッとした辛さも気に入って、常に食し食欲も増してみるみる剛健になられた…というのが「からし蓮根」の由来でした。
 
また、輪切りにしたれんこんの断面が細川家の家紋、九曜(くよう)の紋に似ている事もあって、忠利は「からし蓮根」の製造方法を秘伝とし明治維新まで門外不出の味だったそうです。これが、今でも「からし蓮根」が全国で唯一熊本県でしかつくられない由縁でもあるということでなるほどと思わず納得です。
 
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本来は味噌(白味噌、麦味噌)と辛子を混ぜ合わせたものを蓮根の穴に詰め込み、黄色の衣にはウコンやクチナシで着色するようでしたが、私はおからと辛子を混ぜ合わせたものに砂糖と塩で味を整えたものを詰め込み、衣の部分は特に色付けはせず少量のねりカラシを混ぜ込みました。
おからに材料を混ぜ合わせたものは蓮根の穴の大きな方から押し回した感じで詰め込みました。詰めたあとは衣をつけて揚げるのですが、この揚げるときが一番苦戦しました。
あとになり詳しく揚げ方を調べてみると、「針金で作られた引っ掛け棒を蓮根に突き刺して油で揚げる。」とありました。私はお箸を使ってみたり、蓮根の端っこをつまんで衣をつけ揚げたので油が跳ねていくつも火傷を作りました。調べ不足で余計なケガをしてしまった訳です…。
 
また、何度揚げても衣とレンコンの間に隙間ができるので揚げる温度や衣の作り方が悪いのかなと思い、やり直すのですがうまく行きません。それもあとでわかったことですが、そもそも蓮根の皮はむかないのだそうです。
蓮根は切ると糸を引きます。それは山芋などと同様に表面がヌルヌルとしているため衣が絡みにくいということに原因があったようです。他にもいくつかなるほどと思うこともありました。蓮根の切り口を面取りするのだそうです。面取りせず揚げるとそこから空気が入りやすくなってうまく揚がらないというアドバイスも書かれてありました。
全部で15~6本作ったでしょうか、自分自身で納得がいくものはなかなかできませんが、自分で作った揚げたてのからし蓮根はこれまで食べた中で一番美味しかったです。
 
また今回食べるときにポン酢やソースや醤油など色々なものを試してみましが、不思議なもので九州の刺身醤油というかなり甘い醤油で食べるからし辛子蓮根が最高に相性が良いとも感じました。
ま、何をつけて食べるのかは好みの問題かと思いますが、やはりその土地の調味料を使って食べるのが一番合うんだろうなと感じた今回のからし蓮根でした。
からし蓮根のエピソードで細川家の家紋である「九曜紋」についてもとても興味深く、気になることもあってこのあとも調べてみたいと思います。
 
今回使った器はねずみと大根の図柄の染付平皿になります。サイズは七寸です。
こちらの器はとても可愛いねずみに大根が描かれています。ねずみはたくさんの子を産むことから繁栄の象徴とされ、大根も特に二股に分かれたものは子孫繁栄や商売繁盛を表すと言われています。他には大根は根付くなどのおめでたい図柄になります。
これらの二つの図柄を組み合わせ、洒落(こじつけかもしれませんが)で「大黒ねずみ(だいこんくうねずみ…)」という言葉もあるくらいです。そんな意味も踏まえお皿を眺めているとストーリーを感じさせてくれる可愛いお皿だなと思います。
骨董の器は図柄に込められた思いや(意味)を知る楽しみのひとつです。
 
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【品番#U192】大黒ねずみ染付七寸皿
サイズ:直径:22.5㎝、 高さ:3.5㎝
価 格: 3,000円 (税込) / 2枚 
状 態:良好
備 考:
 
[Product #U192] Blue and white porcelain flat plate with drawing Luck Rat and Radish
size:(Diameter): approx 22.5cm / (Height): approx 3.5cm
price: ¥3,000/ (Tax included)
stock: 2
condition: favourable condition
note:
 
 
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【品番#U191】 ベロ藍楼閣山水図大鉢 ( Berlin-blue Dodecagon large bowl with painting of landscape and pavilion )

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このところ朝晩の寒暖差がグッと感じられるようになってきました。日沈の時刻も日増しに早くなってきました。
山の風景も深秋を感じさせられます。どこからともなくただよう金木犀の香りが心地よく、あたりを見渡せば柿の実はぎっしりと実り、鈴なりの実を抱える木々が重たそうに感じられます。
毎年決まったところに咲き色づく野花や木々を眺めながら「あーもう秋も深まってきたなぁ」とあらためて感じます。
 
このところ私自身は色んな意味でちょっとした節目に差し掛かったようで慌ただしく過ごしています。
先々週は息子の暮らす北海道の網走に思い切って行ってきました。この網走の話もよかったら読んでください。(→よかったらこちらもご覧ください 「北の大地、網走にて思うこと…)」 
そして先日は母の手術…と本当に色んなことがありました。
そうした中で自由になった時間は増えたはずなのに、なかなか思うように体も頭もついていかなくて困っているところです。
 
網走へは息子のところへ行くことが目的だったのであちらこちらと動くこともなかったのですが、空いている時間を見計らって地元のスーパーや道の駅のようところへ寄ってみました。
やはり野菜の大きさの違いや、売っているお菓子ひとつとっても風土の違いを感じることができました。そんなバタバタと訪れた網走でしたが、気がつけば帰りのカバンの中には、すごい量の乾物でいっぱいになっていました。
その中のひとつ昆布は乾物ですので決して重くはないのですが、乾物ゆえに量がかさみ結果カバンはパンパンとなっていました。
他には鱈(たら)の干したものも入っています。私自身、鱈が好きな訳ではないのですが、なぜだか目に留まり気がつけば買っていました。鱈といえば母がお盆に決まって炊いていた記憶があります。鱈は父の大好物で毎年そのシーズンになると面倒そうに母が炊いていて記憶が蘇ります。
母の入院中ひとりでお留守番をしている父に食べさせてあげたいと無意識に買ったんだと思います。ですので今週のお料理は鱈を炊いたものに里芋を炊き合わせることにしました。
 
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乾燥した鱈は一晩米の研ぎ汁につけてしっかりと戻します。そしてさらに米の研ぎ汁で戻した鱈を洗うことで鱈特有の臭みを消すことが出来るのだそうです。けれど、ひと晩鱈をつけ戻している間の家の中の匂いといったら凄まじいものでした。
里芋は、今シーズンになりやっと父の畑で採れたものを掘ってきました。
やはり新鮮なとれたての里芋は皮をむいているだけで野菜のみずみずしさが伝わってくるようで、気持ちがほっこり心も柔らかくなります。
 
鱈の料理は福岡の郷土料理でもありますが、北海道で取れる鱈が福岡で食べられるようになったのが不思議で調べたら、そもそも九州の棒タラやタラ胃(タラおさ、タラわた、タラちゅう)の起源は大分県の日田市にあるようです。
九州の中心地として日田は江戸幕府直轄の天領であったことは知られていますが、この地に送り込まれた代官様に、山間部である日田で海産物が食べられていないことから、遠くはるばる江戸から棒タラやタラ胃を取り寄せられていたということです。
それが日田の庶民に広がったとされています。それが、朝倉地区や筑豊地区の山間部で食べられるようになり、福岡市や北九州市、久留米市に広がっていき、食べられるようになったようです。
北海道地方で獲れる鱈の乾物である棒タラやタラ胃が伝播したのも不思議な話ですね。
 
今回の器はベロ藍の鉢になります。
こちらの鉢は12角形になっています。俯瞰して見るとほぼほぼ円形に見えますが、側面から眺めると鉢の縁に当たる部分に直線が感じられるちょっと不思議な鉢になります。見込みには海なのか雲なのか藍で描かれていて見込み面には楼閣と山水が描かれています。
今回は鱈の煮物をどっさりと盛ってみましたが、サラダなどにも使ってみたくなります。
鉢の側面には梅と井桁の武田菱の文様らしきものが描かれています。とても手が込んだ面白い図柄だと思います。
 
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【品番#U191】ベロ藍山水画鉢
サイズ:直径:24.7㎝、 高さ:9.0㎝
価 格: 23,000円 (税込) / 客 
状 態:良好
備 考:
 
[Product #U191] Berlin-blue Dodecagon large bowl with painting of landscape and pavilion
size:(Diameter): approx 24.7cm / (Height): approx 9.0cm
price: ¥23,000/ (Tax included)
stock: only one
condition: favourable condition
note:
 
 
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【品番#U190】色絵大鉢 (IROE Color picture large bowl)

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このところ私の周りで色々な事がおこる中で思うことがあります。それは『時間の使い方』についてです。
私たちの時間は1日24時間と限られています。その時間の中には仕事をする時間、食事をとる時間、寝る時間と一日に最低でも必要とする時間があって、それで残ったあとの時間が『自由』に使える余白の時間です。
その余白に取っておきたい時間は、例えば友達のことや家族のこと、趣味のことのために、また自分のことにも。私はどちらかというと自分自身の”もっともっと!”を突き詰めるための時間として使いたいと思っています。
ところが、得てしてそんな予定していた以外のことが割り込んでくるのが最近の私で、そういう予定していなかった出来事が舞い込んできてしまい(きてしまい…という表現がよいか分かりませんが…)、日常でとっておきたかった余白の時間を使わなければいけなくなるわけです。
 
こういう時は気持ちが『もうこれ以上無理だ』と思っていても、さらに追い打ちをかけるように余白ももう無いのに時間を費やさなければいけないことが出てきます。それでも時間が過ぎ去って振り返るとそれもこれもこなしている自分がいます。
そして、ふと思ったんです…
「え?これができるってことは、このことが起きる前は自分が考えているよりずっといっぱいの時間を持っていたんだ!?」
と…。もしかすると、時間はどんなときも同じリズムで進んでいるけれど、そのときどきで長くなったり短くなったり時間の密度が濃くなったり薄くなったりするのかもしれません。
それはその時間を過ごすの気持ち次第でどうにでもなるのかもしれません。きっと、時間を持て余しているとそれなりの時間どおりになるわけだし、だからといって「あと何時間だからこれしかできない…」なんてこともないんだと思います。
要は気持ち次第で時間はどうにでもなるじゃないかと。だから、私はできるんだ!と思って前向きに色んなことに向き合っていきたいと思います。
 
といっても四六時中突っ走って色んなことを詰め込むなんてことはしないようにします。やっぱり日常には余白というものがあって、その時間をどうやって過ごそうかな~なんていう時間のゆとり、心の余白がある方がいいと思います。
盛り付けにも余白というものがとても大切で、この空間の余白を作ることでお料理が生きてきます。
私にとっても余白の時間はとても大切です。
 
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それで、今週は先週鍛えた「むき」をまだまだ上手くなりたくてもうひと品、里芋のお料理を作ってみました。
里芋はやっぱりどうしても脇役で、主役にはなれない…、だけど名脇役です。主役に登場してもらっうことで名脇役としての存在感を出してもらいたくて作りました。
今回のお料理は、手羽先と里芋の煮付けです。見てください、しっかりと主役を引き立て、そっと寄り添うかのようにそれでいてその存在を示してます。
 
そして今回使った器は色絵の鉢になります。とても鮮やかな赤が印象的な器です。葉っぱが色づくこの時期にピッタリな器だと思って使ってみました。
色の印象だけでいくと、もうすぐやってくるお正月にも使っていただけるのではないかと思ったりします。
少し浅めの鉢ですのでお料理のあしもとからきれいに見せてくれる器です。
 
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【品番#U190】色絵大鉢
サイズ:直径:22.5㎝、 高さ:7.0㎝
価 格: 29,000円 (税込) / 客 
状 態:良好
備 考:
 
[Product #U190] IROE Color picture large bowl
size:(Diameter): approx 25.5cm / (Height): approx 7.0cm
price: ¥29,000/ (Tax included)
stock: only one
condition: favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

 幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 

短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。

骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

Facebookページ
器と、そのまわり 杜鵑草(ホトトギス)

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於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

 

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。

結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

 

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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◯配送は日本国内、海外配送ともに対応致します。
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地帯名称 南九州 北九州 四国 中国 関西 北陸 東海 信越 関東 南東北 北東北 北海道
県名 熊本県
宮崎県
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神奈川県
山梨県
宮城県
山形県
福島県
青森県
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秋田県
 
サイズ 重量(kg)                        
60 2kg迄 500円 500円 600円 500円 700円 800円 800円 800円 800円 1,300円 1,300円 1,700円
80 5kg迄 580円 580円 850円 580円 950円 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 1,550円 1,550円 1,950円
100 10kg迄 1,000円 1,000円 1,200円 1,000円 1,000円 1,250円 1,250円 1,250円 1,250円 1,800円 1,800円 2,200円
140 20kg迄 1,250円 1,250円 1,350円 1,250円 1,450円 1,550円 1,550円 1,550円 1,550円 2,050円 2,050円 2,450円
160 30kg迄 1,500円 1,500円 1,600円 1,500円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 2,300円 2,300円 2,700円
  10kg迄増 250円
170   2,200円 2,200円 2,300円 2,200円 2,300円 2,400円 2,400円 2,400円 2,400円 2,800円 2,800円 3,200円
180   2,450円 2,450円 2,550円 2,450円 2,550円 2,650円 2,650円 2,650円 2,650円 3,050円 3,050円 3,450円
200   2,950円 2,950円 3,050円 2,950円 3,050円 3,150円 3,150円 3,150円 3,150円 3,550円 3,550円 3,950円
220   3,450円 3,450円 3,550円 3,450円 3,550円 3,650円 3,650円 3,650円 3,650円 4,050円 4,050円 4,450円
240   4,450円 4,450円 4,550円 4,450円 4,550円 4,650円 4,650円 4,650円 4,650円 5,050円 5,050円 5,450円
260   5,450円 5,450円 5,550円 5,450円 5,550円 5,650円 5,650円 5,650円 5,650円 6,050円 6,050円 6,450円

※税別価格表示
※沖縄については別途料金を適用させて頂きます。
※離島については、別途実費をご負担お願いします。

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