杜鵑草 器と、そのまわり hototogisu

【品番#U156】くらわんか皿 ( KURAWANKA Bowl )

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今朝起きるとビックリ!です。あたり一面銀世界、雪が積もっていました。
雪が降ると昨晩の天気予報で聞いてはいたのですが、本当に積もるとは本当に驚きました。
これまで今年の冬は暖かくてなんだか年末の雰囲気がしないな…と思っていたのですが、ここにきてやっと師走なんだと季節の行事と天候が合ってきたような気がします。これからは山ではピンと張り付く空気の中でお正月の葉っぱ採りの作業になります。でも、このほうがしっくりきます。今年の年末も葉っぱ採り頑張ろうと思います。
 
今回は投稿するためのお菓子の話になります。
前回の投稿に書いた「ヤブニッケイ」を投稿のあとも色々と調べているうちに、なにかこの葉っぱを使って作れないかな…と、思うようになりました。
先日おこなったワークショップではヤブニッケイの葉を切り落とし整理している際に、ツンとしたシナモンのような香りがたまらなく良い香りで捨てるのはもったいなくて、そのときはヤブニッケイの枝を焼き菓子の楊枝として使いましたが、今回の投稿ではこのヤブニッケイの葉を使った「蒸し団子」を作ってみようと思いました。蒸し団子はありふれたお菓子ですが、ヤブニッケイを使って作ったことは一度もないので、いつもながらのチャレンジです。
 
上新粉をこねながら餡子を包み蒸し器に入れます。ここまではいつものお団子と同じです。
ところがビックリ!蒸し始めて2分ほど経ったころから、「ん?何か匂うな?なんだろ?」と香りに気付かされ、ハッとお団子を蒸していることに改めて気付き、くんくん匂いを嗅ぎながら蒸し器の蓋をちょっと開けて覗いてみました。
「キャーなに、この香りは~!!」
ちょっとこの香り、優しい爽やかな言葉では言い表す事ができない、なんというか思わず両腕をぎゅっと抱きしめ蒸し器から立ち込めるこの香りにひとり陶酔する私がいました。なんともいえないこのいい香りは、蒸し上がった水蒸気に乗ってあたり一面をふわっと包み込んでくれました。そのときにふと思いました。こういう事なんですね…本当に昔の人たちの生活の知恵というものは、なんてすごいんだろう!と。
こんな感動はなかなか味わうことはない経験です。それもふとした偶然からリアルヤブニッケイに遭遇したからだと思います。
 
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柑橘系の葉っぱは香りがするだけでなく、この香りは虫や、動物から身を守るために作るのだとそうです。よく見てみると葉っぱの表面にはツブツブがあってこれを油胞(ゆほう)といって袋状になってて、この油胞に香りの成分が詰まっているんだそうです。油胞は外的な刺激(葉っぱを揉んだり)によって袋が破れると香りが広がるんだそうです。
 
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そんな素朴な「蒸し団子」は素朴な器に盛って食べたいなと思い、素朴な器と言えば私の中ではやっぱり「くらわんか」でしょう。くらわんかに盛り付けることにしました。
くらわんかの器の魅力についてもこれまでの投稿でも書いているのでまた同じようなことを語ると思うのですが、兎に角くらわんかは「一家に一種類常備」といっても良いほど本当に使い勝手の良い器です。
温かみがあって、どんな上等なお料理でもまたこうして素朴なお料理でも、スイーツでも「ぐっと素敵!」に見せてくれます。この時期であればもちろんお正月にも使っていただく事ができると思います。
 
 
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【品番#U156】くらわんか皿
直径: 14.0㎝
高さ: 4.0㎝
価格: 4,500円 (税抜) / 枚 (2枚あり、バラ売り対応可能)
状態: 良好
備考: 1枚カマキズあり
 
 
[Product #U156] KURAWANKA plate
size:(Diameter): approx 14.0cm / (Height): approx 4.0cm
price: ¥4,500/1 plate (Tax included)
stock: 2 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
 
 
骨董の器は通販も対応しております。
商品の購入をご希望されましたら、以下の方法にてお問い合わせください。
〇当サイトのメールフォーム(contactより)
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U147】色絵六寸皿 ( Color painted plate saize of ROKU-SUN )

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今年も十二月に入りました。
まだ日中のお天気が寒い冬といった感じにはならないので、師走の気分にならないのが正直なところですが、あと二週間ちょっとで今年も終わりなんです。あと、今年はクリスマスのデコレーションを私があまり目にしないのもありますが…。
 
先日、ちょっとビックリした事がありました。それは…
ヤブニッケイ(藪肉桂)を実家の家の近くで見付けたことです。実はこのヤブニッケイ、以前からどうしても見付けたい見付けたいと思っていた葉っぱで、山に行ってもこれまでずっと目に止まる事がなかった私にとっては本当に会いたかった木のひとつでした。
今度のワークショップで使いたいなぁと思っていたのですが、ダメ元であったらいいなぁ…と頭の片隅で想いながら(半ば無理だろう…と正直あきらめてたんですが)、心のどこかで探していました。
ところが、なんとこれがまた、実家の近くの山にあったんです。こんな近くにあるとは思いもよらず、本当にビックリで見付けた瞬間に思わず葉っぱを何度も何度も嗅いで、「やった〜やった〜これだ〜!」と、舞い上がってしまいました…。
これは日本のシナモンといわれる香木で、クスノキ科のものになります。樹皮や葉っぱからはシナモンに似た良い香りがします。葉っぱを何度も指先で揉み嗅いでみると、とってもいい香りがして、あたり一面の空気が綺麗なるようなそんな清涼感のある香りに包まれます。
このヤブニッケイを手にした私は、何度も指先で揉んではいい香りにしばらくはうっとりてました。
そのあとに私に会った方は想い出すでしょう。揉んだは葉っぱを半強制的に嗅がされたこと…。
それは、こんな出来事があったからなんです。でも、きっといい香りを堪能できたと思います(おもいっきり吸って咽せる方もいらっしゃいましたが…ごめんなさい)。
これに似たようなことはよく経験します。これまで気にしていなかったことで全く目に留まらなかったものが、ある瞬間からあちらこちらで発見するようになったこと。ある瞬間というのは、それを意識し始めたときからです。
ワークショップにご参加いただいた方から聞く嬉しい話のひとつに、「最近ではその季節、季節の葉っぱをいつの間にか追っかけているんです!」ということです。
何気に見過ごしていた木々や木の葉も、春に芽をだし初夏には新緑の青、それが徐々に夏にかけて日光をいっぱいに受け、緑がより一層濃くなります。秋にはその葉の緑色が黄や赤に変色して、冬にははらりと落ちていくようにひとつの種類の木だけをみてもその時々でいろんな表情を変えて見せてくれます。
そんな表情も、きっと気にもしなければ微妙な変化は目に留まらないんだと思いますが、知るととってもいいものですよ。
 
今週は、蒸しパンのようにふんわりとした「がんづき」というお菓子を作ってみました。こちらのお菓子も以前に本を見て作ってみようかなと思っていたお菓子リストの中のひとつです。
最近では、お菓子屋、お料理でも以前は難しそうだな、、作れるのかな?と思ってなかなか実際に作るところまではいかなかったのですが、食材が数多く必要な料理、ひと手間ふた手間を入れないといけない料理など最近ではどうしたことかあまり苦に思わなくなったので驚きです。
この「がんづき」はもとは岩手県の郷土菓子で農作業の合間に食べる普段のおやつなので簡単に作る事ができます。
名前のいわれは丸い形と上に散らした黒ごまが、満月と雁の群れのように見えることから「雁(がん)月(づき)」とよばれるようになったのだとか言われています。味は蒸しパンのようなふわふわとした感じで、食べると案外もっちり感があってお腹の持ちも良いです。
 
今週使った器は色絵の平皿です。
本当にこの器はあれこれ大活躍の器だと思います。毎回こちらの器の紹介には同じようなことを書いていますが、不思議とどんなお菓子、お料理でもおおらかに包み込んでくれるので頼れる器とでもいいましょうか…。
 
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こちらの器は色々なお料理を盛り付けはホトトギスでのウェブサイトでご紹介していますので、是非そちらもご覧いただけたると嬉しいです。
最近ではこうしたありふれた図柄の器も以前ほどは見かけなくなりましたね。
 
 
【品番#U147】 色絵六寸皿
サイズ:直径:19.0㎝ 高さ:3.0㎝
価 格: 4,500円 (税込) / 枚 (残り2枚、バラ売り対応可能)
状 態:良好
備 考:色絵六寸皿の「卵ふわふわ」・・・こちらから
 
[Product #U147] Color painted plate saize of ROKU-SUN
size:(Diameter): approx 19.0cm / (Height): approx 3.0cm
price: ¥4,500/1 plate (Tax included)
stock: 2 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U221】印判変形平皿 ( Inban flat plate of different shapes )

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山の秋も深まってきました。少し前までとても綺麗に色づいていた葉っぱや木々はいよいよ冬支度を始めたようで、すっかり葉っぱは枯れ落ちてしまいました。
それもそのはず、カレンダーを眺めながら「あーもう今年も最後の一枚になっちゃった…ついに12月だよ。」なんて、ひとり呟いてます。
 
以前にワークショップに参加していただいた方から、とても丁寧な暮らしをされている素敵な女性が中津江村にいらっしゃるという話を以前伺って、今年のお盆休みにその方にお会いしました。
無理をしない自然体の暮らしを見聞きして感銘を受けた私は再び中津江村を訪れ、その方に会いに行ってきました。
今年のうちにどうしてももう一度お会いしたかったので、仕事の合間を縫ってお邪魔させてもらいました。偶然にもその日は中津江村の秋の収穫祭が行われているとお聞きし、それも併せてとても楽しみにしていました。
福岡から高速道路を使って行けば3時間弱で中津江村にはつくことができます。と言っても夕方遅くに出発したので中津江村あたりに着く頃には辺り一面、真っ暗闇になっていました。しかも山中なのでぐっと気温も下がってかなり冷えてます。
行く道の後にも先にも私以外の車は走ってません、ただナビを信じてひたすら前に進んで行きました。少しくらい山の景色を観ることができると思っていましたが、そんな余裕は一切持てませんでした。そもそも真っ暗でどこが山かも分からないくらいです…。
やっとのことで着いたかと思うと、すぐに声を掛けてもらいました。寒い中、私の到着を家の前で心配そうに待ってくださってたのです。
 
お宅に上がるとテーブルにはすでに食事が並べられて、この日の献立は、里芋とごぼうのコロッケ、茄子の天ぷら、天ぷらの豚肉を巻いた揚げ物に皆敷には南天の葉が添えられていました。そして添え物は胡瓜と切り干し大根に人参、ワカメ、卵をおろし大根で和えたものに手作りのおはぎです。それとおでんも出してくださいました。
食事をしながら、お会いして2度目だとは思えないほど色んな話をさせていただきました。そんな話の中で、その方の若い頃からの生い立ちもお聞かせいただきました。話の節々に感じるのは、どこにこのバイタリティを秘めていらっしゃるんだろう?と不思議に思うんです。きっとその方は努力と忍耐力を普通に備えられている方なんだということを感じました。
きっと見えないところで様々な思いをして、それに対する努力をしてるんだと感じました。
また驚いたことに室温が14度だというのにその方は家の中では素足で歩かれていたことには何より驚きでした。なんと体も強いんだろうと!!
 
夜遅くまで色んな話をしました。でも今回、あらためて思ったのですが食事というのは食べるときにお腹が空いた時間にもてなされ、それに楽しい会話が添えられれば、それが何よりのご馳走なんじゃないのかなと。
しんと冷えた寝床には温かい湯たんぽまで用意していただき、おかげで朝までぐっすりと眠ることができました。
 
朝は川のせせらぎで目が覚めました。そしてカーテンを開けると窓からはすっかり登ったお日様の陽がふりそそいできて、とても清々しい朝を迎えることができました。
食卓にはまたきちんと準備が整った朝ごはんが準備されていました。
献立はハヤトウリのお漬物、ごうやの味噌煮、梅干し、間引きカブの漬物、栗の渋皮煮で、きれいにお皿に盛り付けてありました。そして炊き立ての白いご飯と湯気の立ち込めるお味噌汁です。
 
今回はこの贅沢な朝食に家から持ってきた骨董の器を使って盛り付けてみました。
素朴で質素な朝食は体の調子を整えてとても清々しい1日の始まりを迎えることができました。
 
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今回ご紹介する器は印判変形平皿です。この形の器を久しぶりに5枚セットで見つけることができました。
昔はこの手の器は比較的見つけやすかったのですが、最近ではなかなか状態の良いこの手の器は見つけにくくなりました。
ずばり可愛いでしょ?
なんと言っても大きさがちょうどいいです。窓絵に鳥が二羽で楽しそうに話をしています。そしてあとひとつの窓絵図は蝶々が楽しくて飛び回っていいてとてもほのぼのと心が和む器です。
これから新しい年を迎えるのに使っていただける器だと思います。この器だけは5枚セットでお願いできたらと思います。
 
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【品番#U221】印判変形平皿
サイズ:タテ:15.0㎝ ヨコ:20.0㎝ 高さ:3.5㎝
価 格: 12,500円 (税込) / セット (5枚セット)
状 態:良好
備 考:バラ売り不可
 
 
[Product #U221] Inban flat plate of different shapes
size:(Width): approx 20.0cm / (Depth): approx 15.0 / (Height): approx 3.5cm
price: ¥12,500/set plate (Tax included)
stock: 5 in all
condition: Almost favourable condition
note: Set only (impossible to sold individually)
 
 
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【品番#U220】色絵 鳳凰図 平皿 ( IROE HIRA-ZARA plate Phoenix pattern )

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先週は西音寺さんの「お寺でマルシェ」に参加させていただきました。
秋の絶好のお天気に恵まれ、本堂は寒いよ…と言われて着込んで行ったのにも関わらず、とっても暖かく一日中快適に過ごせました。
お堂の障子も全開で境内の景色も眺められ、初めての経験ばかり、私にとってとても素敵な一日でした。
今回は、「カイシキはじめよう!」というお題でマルシェに来られた方に皆敷を知っていただこうとイベントを企画してみました。
とにかく主催の皆さんに出店された方々がとても良い方で初めて開催されるマルシェであったにもかかわらずやり易い環境を整えていただき本当にありがとうございました。
今回参加された皆さんの多くは若いお母さん世代の方が多く会場内はとても活気があって、私まで皆さんのエネルギーをもらうことができました。私も昔はこんな風に元気だったのかな~(笑)と少し昔を懐かしく想い出したりもしました。
必然的に会場には小さなお子さん連れの姿を多く目にしましたが、とても良い方ばかりであたたかい思いがつまったマルシェだったなぁと感じています。
そんな若い方々にもよくしていただいて本当に感謝しています。ありがとうございました。
 
「カイシキはじめよう!」のイベントの感想です。
今回初めての試みでもあったのですが、もっと多くの方にカイシキを知っていただく為にもっと会場で積極的にお誘いしてもよかったのかなと思います。
知らないからこそ、一回体験してもらうことが大切だと終わってみて思う反省です。
その中でも、しばらくワークショップに参加してないから…と、このイベントを知ってわざわざ来ていただいたり、いつも参加して頂いてる方にも逢いたいとお越し頂いたり、出店されている方にも参加いただいたりと嬉しいひとときを過ごせました。また、イベントの広告を見て息子さんとカイシキを調べてこられた方もいらっしゃって、「こんな漢字をつかうのね」と日常目にしない単語に興味を持たれた方もいらっしゃいました。
 
印象に残ってるのは、会場でリーフレットをお渡ししていたお母さんからやってみたいと参加して頂いたことたことです。若いお母さんと小学2年になる娘さんのお二人で参加して頂きました。
終わってから「楽しかった」と感想を言われたあとに「カイシキのこと知らずにすみません…」と呟かれたのが心に残ってます。
いえいえ、皆敷なんて普通身近に使うこともでもないですし…もっと沢山の人にカイシキを用いた楽しさをお伝えしていかなきゃな、、こちらがごめんなさい…と心の中でお詫びしました…。
ですから今回を機にぜひ皆敷を日々の暮らしに取り入れてみてください!
 
マルシェ終了後にお堂の前で全員で記念写真を撮って頂きましたが、目の前に広がる早良の景色と秋の突き抜ける青空がとても綺麗でした。
 
今週は「松露饅頭」を盛り付けてみました。松露饅頭は今回盛り付けていただいたお菓子です。
今回のイベントでは少しでも使いやすいように袋に詰めた葉っぱを使って私も盛り付けてみました。
盛り付けのポイントは、あまりたくさんの葉っぱを使わずにシンプルに秋の景色を色で表わすことです。この季節、赤や黄色に色づいた葉っぱがとても綺麗なのでついついたくさん使ってみたいところですが、その気持ちを脇に置いて「葉っぱをチョイスしシンプルに!」がテーマです。
今回の袋の中には
・冬苺
・ユズリハ
・ヤブツバキ
・桜の葉
・イチョウ
・クヌギのどんぐり
を詰め合わせてみました。
 
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そして使った器は、不思議とこの季節になると使いたくなる色絵の小皿になります。
紅葉した葉っぱにとてもよく合うなと思います。
グリーン系のこちらの器は一見すると涼やかに感じられるのですが、なぜだかこの時期に使いたくなるから不思議です。
感覚でイメージするものと実際のいい意味でも違いが骨董の器あるある!これが骨董の器の魅力の一つでもあると思っています。こうした器の雰囲気が少しでも画面越しにみていただいている方にお伝えできたら嬉しいです。
 
 
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品名:【品番#U220】色絵 鳳凰図 平皿
サイズ:(口径): 約13.5㎝ (高さ) 約2.8㎝ (底) 約8.5㎝
状態:良好
価格:3,300円(税込)/枚
備考:幕末、 5枚あり バラ売り対応可能 
 
 
[Product #U220] (IROE HIRA-ZARA plate Phoenix pattern )
size:(Diameter): approx 13.5cm / (Height): approx 2.8cm
price: ¥3,300/1 plate (Tax included)
stock: 5 in all
condition: Almost favourable condition
note: End of Edo period
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U219】色絵和同開珍小皿 (Color painted small plate)

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清々しい秋の突き抜けるような快晴の日がこの季節になるのが特徴的です。
そんな中、私は清々した気持ちと頭が痛いというふたつが相まってどうもこの快晴のように突き抜けられません。
と言うのもこの二週間のあいだで数回の歯医者通院をおこない、あの今となっては悪夢ともいえる奥歯(そのときの話はこちらから)をやっと抜くという長い長い心の中の重荷を取り除くことができました。そして、同時にその歯の下に姿を見せずひっそりと成長しながら圧を掛けていた「親知らず」をも抜いたんです。
なんとこの数日間で2本もです…。
というより、今回の出来事は親知らずを抜くことから始まりました…。歯医者で相変わらずあの痛みをうんだ奥歯を温存治療していたのですが、この親知らずを抜いたことで奥歯が刺激を受けたのか分かりませんが眠っていたマグマが噴火してしまいました。
親知らずを抜いた直後から我慢できなくてそのまま院内の別の治療室に行き、例のやっかいな奥歯を見てもらいました。どうやら神経が残っている上にその神経が石灰化してガチガチに硬質化しているということでした。そんなのどうでもいいから抜いて欲しいと言ったのですが、その日はもう治療を始めてかれこれ3時間も経っていたので夕方6時近く。専門の医師も居ないということで、次回の抜糸をする時に抜歯をしましょうという話になりました(ダジャレではありません!)。
とりあえずの暫定処置でその日は終わったのですが、すでに気持ちも体力も使い切ってグッタリでした。もう、私にとって温存治療が良いも何もありません。
数日おいて、その数ヶ月に渡り私を苦しめてきたこの奥歯は見事に抜き取られました。これで話は終わりです。
 
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でも、親知らずを抜いた日からは目覚めた奥歯の痛みを抑えるためにあれこれお薬を服用してなんとか奥歯の痛みを騙し騙し保たせていたのですが、本当にこの数日間はとても長く感じられました。
そして、数日後に念願が叶って、この奥歯を抜いて心は清々しくも半年間の痛み、いやもっと長い年月のモヤモヤからなんだか解放された気持ちです。ところが、今も頭が痛くその後数日が経過していますが、今だに痛み止めがやめられません。
それは、明らかに親知らずのせいです。唇の痺れが残っていてそのうえ厄介なことになかなか頭痛も取れません…。どうやら、人によっては長い間痺れが取れない人も居るということのようです。私もなのかな…と想像するとゾッとします。
清々した気持ちとまだ引きずっていて頭が痛いというなんとも複雑な気持ちはまだしばらく続くのです…。
 
今週はお料理教室の先生に教わった「くるみ餅」を作ってみました。
最初、上新粉が無いと思い、うちにあった米粉でできるかな?と思って米粉を代用してチャレンジしてみたのですが、透明感が出るどころか、どんどんお餅に近づくばかり…。仕舞いにはお餅と化してしまったので、のしてこの失敗したものはのし餅になりました。
もう一度、気を取り直して上新粉を探してみると…、ありました棚の奥に。初めからちゃんと探せばよかったと…反省しながら最初からやり直しです。
ところが、先生が作られたくるみ餅のような透明感がなかなか出せず再度チャレンジしたのですがうまくいかないので、今回は透明さは断念。次回に再チャレンジすることにしました。でも、味はなかなか味しかったので、今度は見た目もしっかりと仕上げたいと思います。
 
今回使った器は色絵の平皿です。文様は和同開珍です。和同開珎をもじっているなんてとてもユニークだと思います。
今の時代にお金を器の図柄にするなど思いもつかないことですし、図柄としてどうなんだろうと思わず笑いがこみ上げてきますが、それが骨董の器になると上品にも見えてくるから不思議です。
お正月、新しい年をこうした器で迎えると、なんだかその年の金運も楽しくなりそうですね!
 
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【品番#U219】色絵和同開珍小皿
サイズ:直径:12.8㎝ 高さ:2.8㎝
価 格: 1,800円 (税込) / 枚 (5枚あり)
状 態:良好
備 考:バラ売り可
 
 [Product #U219] Color painted small plate
size:(Diameter): approx 12.8cm / (Height): approx 2.8cm
price: ¥1,800/1 plate (Tax included)
stock: 5 in all (possible to sold individually)
condition: Almost favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

 幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 

短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。

骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

Facebookページ
器と、そのまわり 杜鵑草(ホトトギス)

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

 

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。

結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

 

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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【 送料について 】
◯配送は日本国内、海外配送ともに対応致します。
◯2カ所以上に配送をご希望の場合は、それぞれに送料が発生します。

地帯名称 南九州 北九州 四国 中国 関西 北陸 東海 信越 関東 南東北 北東北 北海道
県名 熊本県
宮崎県
鹿児島県
福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
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千葉県
東京都
神奈川県
山梨県
宮城県
山形県
福島県
青森県
岩手県
秋田県
 
サイズ 重量(kg)                        
60 2kg迄 500円 500円 600円 500円 700円 800円 800円 800円 800円 1,300円 1,300円 1,700円
80 5kg迄 580円 580円 850円 580円 950円 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 1,550円 1,550円 1,950円
100 10kg迄 1,000円 1,000円 1,200円 1,000円 1,000円 1,250円 1,250円 1,250円 1,250円 1,800円 1,800円 2,200円
140 20kg迄 1,250円 1,250円 1,350円 1,250円 1,450円 1,550円 1,550円 1,550円 1,550円 2,050円 2,050円 2,450円
160 30kg迄 1,500円 1,500円 1,600円 1,500円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 2,300円 2,300円 2,700円
  10kg迄増 250円
170   2,200円 2,200円 2,300円 2,200円 2,300円 2,400円 2,400円 2,400円 2,400円 2,800円 2,800円 3,200円
180   2,450円 2,450円 2,550円 2,450円 2,550円 2,650円 2,650円 2,650円 2,650円 3,050円 3,050円 3,450円
200   2,950円 2,950円 3,050円 2,950円 3,050円 3,150円 3,150円 3,150円 3,150円 3,550円 3,550円 3,950円
220   3,450円 3,450円 3,550円 3,450円 3,550円 3,650円 3,650円 3,650円 3,650円 4,050円 4,050円 4,450円
240   4,450円 4,450円 4,550円 4,450円 4,550円 4,650円 4,650円 4,650円 4,650円 5,050円 5,050円 5,450円
260   5,450円 5,450円 5,550円 5,450円 5,550円 5,650円 5,650円 5,650円 5,650円 6,050円 6,050円 6,450円

※税別価格表示
※沖縄については別途料金を適用させて頂きます。
※離島については、別途実費をご負担お願いします。

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