【品番#U149】印判小皿 ( Inban small plate )

先日、息子が二十歳の誕生日を迎え、成人のお祝いで何か残るものをプレゼントしたいと思いました。
色々考えた結果、はんこを贈ることにしました。そこではんこについて少し調べてみようと思いました。
今では様々な公式の書類に使われるはんこですが、日本で一番古い印鑑といえば、あの誰もが知っている福岡の志賀島で発見された「漢委奴国王」の金印です。
平安時代の頃、日本に伝わってきた当初からはんこの文化が広まった訳ではなく、その頃は一部の人のみの文化で一般の人ははんこを持つことすらなかったようです。
現在のような一般の人も印鑑を使う習慣といえば、明治時代になって市民権を得た文化です。ところが、最近では電子印などというデジタル署名が公式の書類にも利用できるという法律も作られるなど、はんこが使われないシーンも見られるようになりました…。
ところで・・・今回お願いしたはんこ屋さんについて少しお話します。
このはんこ屋さんは偶然立ち寄ったお店で、お店に入ったときの雰囲気やお店の方のお人柄にご縁を感じ決めたのですが、買った後に知ったことで、多くの著名人にもはんこを作られているはんこ作家さんでした。
また偶然にも大好きだった祖母がよく手を合わせに通ったお地蔵様のある通りに面したお店だったということもご縁を感じ、お願いする理由のひとつでした。
お店にははんこの素材が色々取り揃えていて、中にはマッコウクジラの歯や、珍しいものではマンモスの牙などがあり、ひとつとして色・形が同じものが無く、まるで宝飾品を選ぶかのような気持ちになっていました…。
気付いたら、予算をはるかにオーバーしていて危なかったです。
お店の雰囲気もさることながら、作っていただいたはんこもとても素晴らしい出来映えで、押した感じも良くとても気に入っています。
お店のご主人のお話では、はんこは秦の始皇帝が文字を統一した時に使われた篆書(てんしょ)という字体で彫られています。その印影がまた思いも掛けないデザインで、私の名前はごくありふれたものであるにも関らず、特別なものに感じられてとても気に入りました。
そして最近では、実印に用いるはんこは苗字よりも名前を彫るのが流行りだということで私もこの流行りに乗ってみました。
また、はんこの使い方や使うときの注意点についても息子に伝えるようにとアドバイスいただきました。
最近では、そんなはんこを大事にしまい過ぎて家庭内紛失がよく起きているので注意するようにとも伝えられました。

これからもこのはんこを大事にし、はんこ文化を大切に受け継いでいきたいと思います。
今回ご紹介する器は印判の小皿です。この図柄はなんというのでしょうか・・・ふたつの図柄が描かれています。
ひとつは牡丹の図柄が入っています。この図柄はわかるのですが、もうひとつの方の図柄がユニークなんです。
川のほとりらしきところで、ひとり佇んだり、ボンヤリと川岸を眺めていたり、ふたり向き合って語り合っている様子がおかしいです。
そして、また、輪をかけてユニークなのがその人々の脇にある木です。その描き方がなんと斬新なんでしょう、私はこういった図柄が大好きなんです。
今の時代だとこのような図柄は絶対に考えもつかない、ありえない取り合わせです。こういうのが骨董の器の楽しいところです。
季節の葉っぱを添えてお菓子など盛り付けてみたり、お手持ちの小さなガラスの器のソーサーとして使ってみたりしてはいかがでしょうか?
きっと、これまでとは違った表情を見せてくれると思いますよ。こちらの器は状態はもちろん良好ですスレなどは見当たりません。


【品番#U149】印判小皿
サイズ:直径:12.5㎝ 高さ:2.5㎝
価 格: 880円 (税抜) / 枚 (6枚あり、バラ売り対応可能)
状 態:良好
備 考:
[Product #U149] Inban small plate
size:(Diameter): approx 12.5cm (Height): approx 2.5cm
price: ¥880/1 plate (Tax not included)
stock: 6 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子


