【ご報告】「文月の木の葉や山野草で盛りつけ」ワークショップを開催しました!
久しぶりにワークショップがお天気に恵まれた日の開催となった気がします…
でも、また台風が近づいて来てます・・・
今年は特に自然災害が多くて、ほんとに地球が悲鳴をあげ始めているんじゃないか
と感じられてちょっと怖い気がします…。
気がつけば季節は7月も終わろうとしています…。
皆さん お体は大丈夫ですか?夏もあと少しなので頑張って乗り切りましょうね。
7月28日(土)の豆豆的花(まめのはな)さんでの定期開催ワークショップでは、
「文月の木の葉や山野草で盛りつけ」というタイトルでこの暑い季節に
木の葉の盛りつけで涼しさを意識しながらワークショップでやってみました。
タイトルを「文月(7月)」にするか「葉月(8月)」にするかはちょっと悩みましが、
今月の葉を用いての盛りつけですので、文月の葉!ということだったので「文月」を選んでみました。
とても和やかな楽しい会になって、私としては嬉しかったです。
そして、お料理にまつわる様々な話(派生)についても少しだけ触れることができて、
それも私にとっても楽しいひとときでした。
今回のワークショップでは、夏をイメージしながら、
海のものと山のものでバランスよく盛りつけてみました。
画像をご覧になられて、え?どうして今、松の葉なの?と思われるかもしれませんが
この時期の松の葉のことを若緑 (わかみどり)と言って、
春頃から今にかけ松葉の新芽が出てきます。
この時期の松葉の緑はなんとも爽やかな緑で葉先までピンとまっすぐに伸びて
とても綺麗なんですよ。まっすぐに伸びる直線は涼やかさを感じます。
そして、なんとなく子供の頃に過ごした夏休みをイメージしながら盛りつけて見ました。
この時期ならではブルーベリーの「紫」だったり、この時期の太陽の「黄」などの
色をワンポイントに使ってみました。
夏の木の葉たちはとてもデリケートで、あまり日持ちも良くないので、
朝摘んできた葉っぱでさえても新鮮に保つのは大変です。
でも、だからこそこの季節の緑は私たちの心や気持ちをすっと穏やかに和ませ、
清涼感を感じさせてくれて効果的です。
今回の、赤目柏、若緑 (松)、蟹草。
この時期における私ならではの皆敷のご提案したい葉っぱたちです。
赤目柏は赤い茎の直線が特徴なので今回はその茎をまっすぐに立てて直線を際立たせてみました。
松との直線の違いが楽しいですよね。蟹草は今年特に気に入ってよく使っています。
茎がクネクネと曲がっているので器に沿わせて使ったり・・
とても扱いやすいので、どうぞ皆さんも日常の盛りつけにも使ってみてくださいね。
今月も皆さんに参加して頂いて、本当にありがとうございました。
ご参加くださった皆さま、これからもお付き合い宜しくお願いします!
これからも、皆敷を使った盛りつけのワークショップを通じて、盛りつけの楽しさと一緒に
『日本の食文化の持ち合わせるおもてなしの心がお料理に自然にも散りばめられる…』
そのような体験をできる機会を設けていきたいと思っています。
これからも、そんなメッセージを葉っぱにのせ、盛りつけの楽しさをお伝えしていきたいと思います。
豆豆的花さんでの今後の定期開催のワークショップ予定です。
ぜひ、ご参加ください。
杜鵑草では下記の業務を承っております。
- 骨董の器と皆敷を用いたコーディネイト
- 骨董の器の販売・コーディネイト
- 皆敷のワークショップの開催
- 皆敷用の葉っぱの販売
- 骨董の器の買取り
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器と、そのまわり
杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子