【品番#U149】印判小皿 ( Inban small plate )
今日は朝から窓を開けると澄み渡った青空が広がっていて、誘われるように外に出ました。
ここ数日間は天気もぐずついていたので、一気にこれまで空にあった全ての雲を吹き飛ばしたような青空です。そのせいか、ちょっと、いやいやかなり風が強くて、日影げに入ると肌寒くも感じます。でも空はほんとうにどこまでも続いているのか見えるんじゃない?と思うくらいに青々として気持ちも晴れわたる青空です。
盛り付けには今日、どの葉っぱがいいんだろう…なんて思いながら飛び出していつもの場所で散策をしてきました。
春といえば、早春のキイチゴやノアザミから始まって、この時期、シャガやアカメガシワでやがてフジの花なんて季節感を自然の草花からも感じたりします。
でも、今年はなんだかそれがもう一気に押し寄せて、この時期にフジの花までもわっと咲いて、百花繚乱いっきに来た感じです。どなたかに水害が起きるときにはこんなちょっと異常とも言えるような自然の振る舞いがあることを聞いたことがあります。だから、これまで数年間の様々な自然災害がこういったところにも影響しているのかなぁ〜なんて思いながら、ちょっとだけ想いにふけったりもしてしまいました。そういったことも少し感じられる気持ちになれたのは久し振りだなぁとも思います。
そういったときには、また巡り合わせってものがあるのだと、あらためて感じる出来事がありました。
今回は盛り付けに大分の郷土料理である、「やせうま」を使ってみました。最近の投稿では、お料理というよりも地方のお菓子、特にお土産を盛り付ける回数が増えてしまってます…。
でも、なかなかお料理に取り組むゆとりがなかったのがこのところでして(言い訳っぽいですが…)、そんなときに誰かにいいなぁ、食べたかったなぁ〜の延長で盛り付けてみたいなぁ〜というお土産をいただけるって、ほんとうにありがたいって想いになります。先週の息子のお土産もそうですが、今回は知人のAさんありがとうございました。
やせうまについては、以前の投稿(色絵八寸皿、やせうま)の中でご紹介したことがあるのでやせうまの説明についてはそちらを読んでいただければと思いますが、いつもならひと口でパクッと食べて美味しい!と思うだけですが、今回はここでご紹介するにあたり、ちょっと味わっていただいてみることにしました。
こちらのやせうまはきな粉を餡にして求肥で包んでいるので口に入れたときにきな粉の風味が口いっぱいに広がって美味しいですね。味わってみて初めて気づいたのですが、だから美味しかったんだと思いました。しかも、お餅を刺している楊枝が竹の串が使われていることもあらためて気がつきました。
丁寧にひとつひとつ包装されていることにも感動しました。
でも、決してお料理からお土産に盛り付けを変えたわけではありませんので、温かく見守ってくださいませ!笑
今回使った器は、印判の器になります。棚を整理しているときに見つけ出した器ですが、「あ、可愛いな〜」って見た瞬間に思ったのでご紹介しました。
器の絵柄に今の季節にぴったりなサクラかシャクヤクらしき花が描かれていて、他には木の葉が大仏様の頭の螺髪(らほつ)のように抽象的に描かれているのも思わず微笑んでしまう(爆笑ですが)ような絵が描かれたユニークな器です。もしかすると葉っぱじゃなくて、木いっぱいに満開の花?(笑)
【品番#U149】印判小皿
サイズ:直径:12.5㎝ 高さ:2.5㎝
価 格: 880円 (税抜) / 枚 (6枚あり、バラ売り対応可能)
状 態:良好
備 考:
[Product #U149] Inban small plate
size:(Diameter): approx 12.5cm (Height): approx 2.5cm
price: ¥880/1 plate (Tax not included)
stock: 6 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子