杜鵑草 器と、そのまわり hototogisu

【ご報告】「季節の葉で盛りつける~重陽の節句の盛りつけ」ワークショップを開催しました

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暑かった八月が終わりましたね。
今年は例年以上の台風が多く発生していて、八月には八つの台風が発生したそうです。また、九月に入っても先日は大型の台風21号が近畿地方を横断し、自然の猛威を振るったばかりです…。
 
 
たしか前回も集中豪雨による自然の脅威をお伝えしたと記憶していますが、今年の夏は本当に自然に対して私たちが本来あるべき正しく向き合うという大切さがこれから問われてくるのではないのかな…と考えさせられました。
 
 
さて、このワークショップはひとつのテーマをシリーズでやってみたいという希望から始まり、第一回は、「七夕の節句」を、そして第二回が重陽の節句をタイトルに、えこわいずさんで行いました。
 
 
冒頭におこなう皆さんの自己紹介はあらためて大切な時間だと思いました。
皆さんの参加の理由や思いを伺うと、この会を開いて良かった~としみじみ感じたりします。
 
 
 
 
<和草さんの特製「菊の練り切り」>
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前半は講話、後半はワークショップという形式で今回もやらせていただきました。
 
 
今回は、“食文化にまつわる「盛りつけ」について” をテーマにしておこないました。
私たちの先祖、古代の日本人が農耕民族として食の神様を一番大切にしていたこと、そして、神様へのお供え物の酒食(しゅし)である神饌(しんせん)を共に頂戴することで神のご加護を受けることができる…そうお神酒のいわれですね。
 
 
また、日本料理とは、美味しさを求めることは当然のことで、第一に考えられるべきことは、お客様に対するおもてなしの心…「饗宴(きょうえん)」が目的であることをや、単なる食べ物が料理に変身するのは、「作る人から食べる人へのメッセージが込められていること」など。
 
 
五節句のはなしは今回、「重陽の節句」を取り上げました。
重陽の節句、行事自体が私たちの日常から無くなろうとも日本の心、文化として根付いているものは形を変えて今に引継がれている…と思うと、なにか感慨深いものを受けます。
 
 
そういう話を知るだけでも、秋、菊、長寿、健康、祈り、、、頭にこのような単語が思い浮かび、それらはとても大切なことであると思えてなりません。
 
 
 
<ワークショップのようす>
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そして、後半のワークショップでは重陽の節句にちなんですこし季節は早いですが、重陽の節句の「着せ綿」をイメージしながら今回ワークショップの為に鹿児島の無農薬栽培の綿花を準備しました。
今回は重陽の節句を意識して食べる瞬間にワクワクと気持ちが高揚するようなスタイリングを心がけてみました!
 
 
 
<着せ綿をし忘れてしまいましたが、仕上げに夜露をイメージして霧吹きしました>
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また、今回は葉蘭に本来、熨斗(のし)に込められた意味をイメージして見立ててみました。
熨斗は鮑(あわび)の肉を薄くはいで伸ばして乾かしたもので、祝意を表すために用います。
伸すという音には、「延長」や「伸展」というこれからの成長を意味が込められています。正式な用い方とはちょっと異なりますがちょっと葉っぱに意味をのせてみました。
 
 
やっぱりワークショップは違いますね、皆さんがとても活き活きと楽しそうに参加してくださってとても嬉しかったです。
特に今回は美味しく、とても綺麗な菊の練り切りを見つけた瞬間や!食べる瞬間に注力してスタイリングしました。(なかなか文章に表すのは難しいですね~。)
 
皆さんのご感想を伺ってみると、ワークショップになると時間を忘れる…とか、時間が経つのが早い~など、ご意見が頂戴したので、次回は少し長く時間を取り入れたいと思います。
 
 
 
<参加された方の作品>
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これからも、皆敷を使った盛りつけのワークショップを通じて、盛りつけの楽しさと一緒に
日本の和食文化の取り持つおもてなしの心がお料理に自然にも散りばめられる・・・
そのような機会を設けていきたいと思っています。
そんなメッセージをこれからも葉っぱにのせ、
盛りつけの楽しさをお伝えしていけたらいいなと思っています。
 
 
えこわいず facebook 公式ページ ・・・☆こちらから
 
 
 
「季節の葉で盛りつける」ワークショップのご紹介 :
 
第一回:七夕の節句の盛りつけ(終了)・・・☆ワークショップのようす
 
第二回:重陽の節句の盛りつけ(終了)
 
第三回:11月30日(金曜日)
 タイトル: お正月の盛りつけ
 テーマ: 食の歴史にまつわる「盛りつけ」 ~宮中における起源~ 
 
第四回:2月22日(金曜日)
 タイトル: 桃の節句の盛りつけ
 テーマ: 食の歴史にまつわる「盛りつけ」 ~武家文化と大衆化~
 
第五回:4月19日(金曜日)
 タイトル: 端午の節句の盛りつけ
 テーマ: 和食の文化でみる「盛りつけ」について
 
第三回以降のお申込みは、主催「丁寧な暮らしを愉しむ会」の要綱にてお手続きください。
丁寧な暮らしを愉しむ会の案内 ・・・☆こちらから
 
 
 

杜鵑草では下記の業務を承っております。

  • 骨董の器と皆敷を用いたコーディネイト
  • 骨董の器の販売・コーディネイト
  • 皆敷のワークショップの開催
  • 皆敷用の葉っぱの販売
  • 骨董の器の買取り

どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご希望の方はメールフォームにてお問い合わせください。
MAIL info@hototogisu.me
 
 
アトリエ&ショップ
811-1111 福岡市早良区脇山1-14-57
TEL 090-4758-3496
MAIL hototo@hototogisu.me
 
営業情報
営業日:土・日曜日(不定期)
営業時間:10:00〜17:00
※お越しになりたいときに事前にご連絡ください
 
 
器と、そのまわり
杜鵑草 – ホトトギス -[骨董の器と皆敷]
代表 於保 亜希子

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

 幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 

短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。

骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

Facebookページ
器と、そのまわり 杜鵑草(ホトトギス)

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於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

 

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。

結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

 

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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