【ご報告】「盛り付けから見える世界5」ワークショップを開催しました
もうすぐお雛様です。
これまで寒くてなんだか小さく縮こまりがちだった背筋も、春の訪れを感じるたびに少しずつピンと伸びていくような感じになり待ち遠しかった春の到来もいよいよです。
一年前から黒木雅美先生(Facebookもご覧ください)のお教室「マサミール研究所」で開催させていただいたワークショップも季節が一巡して最終回を無事終えました。
季節の行事を中心にそれぞれの行事の習わしをなぞりながら、皆敷を使って季節を取り入れた盛り付けのワークショップをおこなってきました。そして最終回では、桃の節句に合わせてしつらえ、季節の木の葉を採りいれた盛り付けをおこないました。
このシリーズでは初めての試みで私自身の勉強としワークショップで使うお料理を私自身が作るということに挑戦してみました。
今回参加される皆さんはお料理に精通した方々でして、正直、本音を言いますと、そのような皆さんを前にして実は穴があったら入りたいほど恥ずかしい心持ちだったのです。それでも皆さんの胸をお借りするつもりでやりたいことを思い切ってさせていただきました。終わった今、ホッと肩の荷がおりた感じもしてます…。
ワークショップの前日は葉っぱの採取、葉っぱの仕分け、お料理の準備、器の梱包と決まって徹夜をしてしまう点はとても反省点で、当日は皆さんに私の体調の心配をしていただくというようなシーンもありました。本当にゴメンなさい…。
今では体力も戻り、改めて振り返っているところですが、自分自身頑張ったことは頑張ったこととしての胸の中にしっかりと認めたいところですが、一方で反省して変えていかなければいけないところも多々ありました。
盛り付けの手を動かす部分にもっと時間を割くべきだったんじゃないのかな?葉っぱを通じてもっとシンプルに自分のスタイルを見ていただくのが良いのではなかったのかな?…など、振り返っています。
盛り付けでは今回も、これまでの回同様にとても楽しく盛り付けを体験していただきました。その幾つか載せさせていただきました。
私のワークショップでは、季節の習わしを知ることでお料理も暮らしも、自身の想いで見立てる楽しさを感じ、その中で季節ごとに自身のエッセンスが見けられるような、そんな構成を考えています。
決まっていることは決まっていることとして知ることはとても大切なことだと思いますが、なにより大切にしたいのはそのような決めごとを踏まえた上で、楽しみとして暮らしの中で活かしていくということなんじゃないかな?と思っています。
そこにはあまり決まりごとにばかり捉われることは重要ではないんじゃんないのかな…と思うのが私のアプローチです。
そして今年はもっともっと皆敷から広がる世界を感じていただける活動をやっていきたいと思いました。
そういうこともあってこれからの開催に向けて、さっそく草案を練っていることろです。
今年の活動に乞うご期待ください。
一年間をとおして皆さんが「わー」と喜んでいただける声を聞くことがなにより嬉しくて嬉しくて、それが励みとなって頑張ることができました。
回を重ねるにつれ皆さんといろんな話をしたり、またワークショップの外で仕事の現場に応援に駆けつけてくださったり、本当に関係、絆ができたこと嬉しかったです。
一期一会という言葉がありますがこうした出会いを大切にこれからも私らしいスタイルで活動していきたいと思っています。
そして今回のワークショップに参加していただけたことで、何気ない日々の暮らしの中に葉っぱを使って季節感を添えるということがより楽しいことになるちょっとしたヒントがひとつでも見つかったら何より嬉しいです。
最後に、一年間をとおしてワークショップを企画・運営していただいた雅美先生、そして参加いただいた皆さんに心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。そしてこれからもよろしくお願いします!
ワークショップのご用命ありましたらご連絡お待ちしております。
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子