【品番#U225】カットガラス( Cut glass )
待ちに待った春が到来しました。
大きく深呼吸をして吸い込んだ風の香りが体の隅々に春を感じさせてくれます。
ほんの数週間前には蕗の薹はまだかな?つくしはまだかな?と探し回って散歩をしていたのですが、今ではあちらこちらで見かけるようになりました。
大好きな”ホトケノザ”や”オオイヌノフグリ”も春を待ちかねていたかのように元気いっぱいに咲いています。散歩の途中でついつい足を止めホトケノザを摘んでいると、なんともいえないこの香りに畑の香り、いえ土の香りを感じます。
このホトケノザ(=仏の座)の名前の由来は仏様(紫色の花)が蓮華座(葉っぱ)に座っている様子に見えることから、ホトケノザと呼ばれるんだとか。
春の七草のひとつでもあるホトケノザはどこにでも見かける草花ですが、言葉では言い表せないとても綺麗な紫色をしています。この時期は散歩の途中で積んではコップに挿したりして楽しんでいます。
絵心があれば書いてみたいな〜と思わせるそんなとても可憐な花です。
いつものお料理&お菓子リストを眺めながら今週は何を作ろうかな~と、このところ陽気で見た目にも春っぽさを感じるものを作りたくて、「軽羹(カルカン)」を作ることにしました。
「軽羹」と言えば九州の鹿児島の郷土菓子になります。地元のお土産屋さんではいろんな種類の軽羹があって買うときには目移りしてしまいます。
これまでも軽羹は大好きなのでかなり頻繁に買って食べる方だと思うのですが作ったことは一度もありませんでした。
これまでに鹿児島でお土産を買って盛り付け(色絵 菊図皿もこちらからご覧ください)をしたことがありますが、今回はそんな軽羹を自分で作ってみよう!と思いました。
長芋をすりおろし、砂糖、上新粉に、少量の水を少しづつ加えては気長にすり鉢でゴリゴリと混ぜ合わせます。そしてすりこぎで軽く持ち上げることができるようになったら、あとは流し缶に注ぎ、塩抜きした桜の花弁をチョンとのせて蒸し器に入れ、強火で蒸すこと20~30分でできあがります(と本には書いてありますが、そう簡単にはいきません)。
あの「滑らかな軽羹の舌触り」といえば軽羹を食べたことがある方には分かるかと思いますが、その滑らかな舌触りは山芋だけではなくお米から作られる上新粉を混ぜ合わせているからなんだと初めて知りました。
今回もできあがりは一度でばっちりうまくいくほどあまくはありませんでした。もっとふんわりふわふわした軽羹を作れるようになりたいなと思います。
お菓子の楊枝には最近お気に入りのヤブニッケイの枝で作った楊枝を添えてみました。
そして今回使った器はガラスの器です。毎年この時期の投稿には書いていますが、やっぱりこの時期なると春の陽が輝くガラスの器を使いたくなります。
こちらのガラスもバラ売りした残りの2枚です。ほんのりブルーがかった柔らかい雰囲気と見込み面に鱗のように入ったキラキラしたカットがお気に入りです。
器は見た感じより実際に食べ物を盛り付けたときにそのキラキラとした光が鮮明に浮き上がります。春になると使いたくなるガラスの器の一枚です。
【品番#U225】カットガラス
サイズ:直径:18.5㎝ 高さ:2.0㎝
価 格:1,200円 (税込) / 2枚あり
状 態:2枚のうち 1枚は良好、1枚スレあり
備 考:アウトレット品 1枚.スレあり800円
[Product #U225] Cut glass
size:(Diameter): 18.5cm (Height): 2.0cm
price: ¥1,200/piece (Tax included)
stock: 2 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子