【ご報告】「皆敷を使ったワークショップ」開催しました。
8月24日(木)、今回は初めてワークショップをさせてい頂くことになった 睡蓮堂(すいれんどう)さん(福岡県中間市)で「皆敷を使ったワークショップ」を行いました。
参加される方のご都合がつかない事も重なって、最終的に参加者が3名となりましたが、皆さんとゆっくりお話をすることもできて楽しかったです。
今回は少し早めですが、初秋の気配を感じて頂こうと「ススキの葉」と「山萩」で皆さんをお迎えしました。
(これらの葉っぱや花はとにかく水切りが大変です… 。)
そしてこの他にもこれからの秋に向け一般的に用いられる葉と、私なりにご提案できる葉っぱも準備しました。
(今回用意した葉っぱたち)
皆敷とはまた違うのですが、柿の葉が丁度青々として綺麗の時なので、今回はワークショップの中で柿の葉寿司を一緒に作って頂きました。長皿にはこの時期稀少性の高い色づいた柿の葉を敷いて、柿の葉寿司と新生姜のガリを盛ってみました。八寸皿には葛の葉、栗の葉とイガを使ってお弁当のおかず一品ずつを盛りつけました。オクラは品数を合わせる意味でもちょっと添えて見ました。
その他にはススキと萩とエノコログサ(ネコジャラシ)を束ねてお料理の脇にそっと添えて見たりもしました。
まだちょっと早めと言うこともあり、ススキの尾花 (稲穂部分)が出てきていないので、エノコログサ(ネコジャラシ)で雰囲気を添えます。
(当日のメニュー)
・白身魚の南蛮漬け
・南瓜饅頭の木の子の餡かけ
・コリンキーのカレーサラダ(クミンシード入り)
・新ごぼうの山椒きんぴら
・黒豆サラダ
・柿の葉ずし
今回のワークショップでは新たな発見とこれからの活動の広がりも期待できる会になりました。
(参加して頂いた方の感想から)
「すぐ実践できる素敵な皆敷の講座に参加させて頂きありがとうございました」
「柿の葉寿司は面白かったです。」
これから葉っぱとてもいい季節を迎えます!何気なく見過ごしていた身近にある季節の草木、山野草に触れ、
心配りや、おもてなしの気持ちも一緒に葉っぱに添えることで、「お料理」にして頂きたいです。
晴れの料理、日々の食事においてこれまでに感じることがなかった心の豊かさが感じられたら何より嬉しいです。
ワークショップを行うごとに、皆敷(盛りつけ)の奥の深さを感じています。
私も、もっともっと皆敷(盛りつけ)、和食文化の歴史に触れ、さらにその奥深さを理解し、葉っぱだけでなくお料理についても色んなことを知っていくことで、盛りつけや、コーディネートの奥域を深めていきたいです。
そして一人でも多くの方々にこの魅力をお伝えできるように、この素敵なカルチャーに触れられる機会を設けていけたらと思っています。
杜鵑草では、骨董の器と皆敷を用いたコーディネート、骨董の器の買取のご相談も承っています。
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