【品番#U146】染付 楼閣山水図 輪花なます皿 (Namasu flower shaped dish with painting of landscape and pavilion)
最近の異常気象にはとても恐怖すら感じ、毎回、自然の大きさ、強さを痛いほど感じます…。
この九州豪雨で甚大な被害を受けられました長崎県、熊本県、鹿児島県、また福岡県、大分県、長崎県、宮崎県、そして佐賀県…九州各県の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
私には祈ることしかできませんが、早く日常が取り戻せるようにと心からお祈しています。
新しい生活様式と言われ初めてずいぶん時間が経ちました。実際、今年の夏はこれまでの夏とは全く違ったものとなっています。
この時期、全国各地でおこなわれる夏祭りは暑い夏の風物詩と言われてきました。いつもの年であれば…。
ですが今年の夏は、どうでしょう…福岡といえば博多の街を駆け回る山笠ですが、信じれれないことにこの山笠までもが中止、来年に延期となってしまい心にぽっかり穴が空いたようです。
山笠は、『疫病を克服する』ために始まったとも言われています。
山笠の起源のひとつとして、今から約800年前の1241年(仁治2年)、ちょうど鎌倉時代、博多で疫病が流ったときに聖一国師(博多駅近くの承天寺を創立した僧侶)が町民たちの担ぐ施餓鬼棚(せがきだな)に乗って、祈祷水を撒きながら町々を清め、疫病の退散を祈願したこがあります。
この疫病退散を祈願して町々をまわったとされる山笠が、今年の疫病であるコロナウィルス感染症の影響で中止になることは本当に残念でなりません。
確かに、お祭りというと三密です。感染拡大を阻止するには必要なことでしょうし、適切な判断なのでしょうが寂しい限りでとてもやるせない気持ちです。
変わらないのは自然だけです。
葉っぱを見に行ってもそこに茂る木々は何も変わらず、変わらない太陽の陽と山水の恩恵を受け、どこまでも緑を深めています。自然と共に生き、自然の中で暮らすことがいちばんなのでしょう。あらためて私はそう思います。
器のご紹介をします。
今回ご紹介する器は染付楼閣山水図輪花なます皿です。
こちらのなます皿は時代もしっかりとあり、おそらく1700年代頃のものだと思われます。
生地の色合いが優しくとても味わい深いお皿です。何を盛り付けても失敗することなくきちんと受け止めてくれる器です。
私はこの紅縁が好みです。紅縁とプリンのカラメルの色が同じ色合いでよく似合うので、気がつくとだいたいこの紅縁のついた器に盛り付けています。他にはカステラを盛り付けるときに好んで使います。普段のお料理を少しだけよく見せてくれますね。
【品番#U146】染付 楼閣山水図 輪花なます皿
サイズ:直径:15.0㎝ 高さ:5.0㎝
価 格: 4,800円 (税込) / 枚 (3枚あり、バラ売り対応可能)
状 態:良好
備 考:
[Product #U146] Namasu flower shaped dish with painting of landscape and pavilion
size:(Diameter): approx 15.0cm (Height): approx 5.0cm
price: ¥4,800/1 plate (Tax included)
stock: 3 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note:
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子