【品番#U174】平戸焼白磁豆皿 (Hirado-Yaki white porcelain tiny dish)
ここ数日は、とても暖かい日が続いていたのでちょっと足を伸ばして熊本県の美里町に行きました。
息子がこの帰省中に車の免許を取りましたが、運転もだいぶ慣れてきたので少し長距離ドライブにチャレンジしてみました。
ドライブといっても今回は目的があります。その目的というのは、キーストンガーデンというレストランに行くことでした。
こちらのお店は国の重要文化財に指定されている霊台橋という川沿いにある古民家レストランです。
以前からずっと気になっていて昨年やっと行く機会がありましたが、とても素敵だったのでもう一度行きたいと思っていたお店です。
お店の雰囲気やサービスはとても心地よく、お料理はスパイスを効かせた西洋料理になるんでしょうか…。これまで食べたお料理で例えることができないような記憶にないお料理です。
お店のカウンター席の窓越しに見える橋は悠然と自然の景色に溶け込んでいて私たちを魅了します。まるで1枚の絵をみているようです。
機会があれば是非行かれてみてください。
霊台橋は熊本県の真ん中を流れる緑川に架けられた橋で、江戸時代の石造単一アーチ橋としては日本一の大きさを誇り、明治、大正、昭和時代を含めた石橋でも日本で三番目に大きな橋です。この橋は国指定重要文化財です。
今回ご紹介する器は平戸焼の豆皿です。
もう30年近く昔の話ですが…
私が骨董の器に興味を持ったころ、よく通った骨董屋さんの棚に豆皿ばかり並べてある中にこの豆皿が置いてあるのが目にとまりました。
白磁の色や図柄がなんとも不思議で魅力的を感じ、その後もお店に伺うたびに手に取っては気になってしまって結局、その豆皿を買い求め、その影響で平戸焼について調べたことを思い出します。
平戸焼は平戸藩の御用窯で三川内焼とも言います。平戸焼で最もポピュラーな図柄が松唐子絵ですが、松、ボタン、蝶々、唐の子供が七人、五人、3人と描いてあり、そしてリンボウとよばれる唐子絵に瓔珞紋で縁取った図柄は象徴的です。
江戸時代には献上品として描かれていました。
そういった背景もあって全体的には精密なデザインで、それでいておおらかな雰囲気をもった平戸焼ですが、他にもすかし彫りや細工物もあったりと、同じ磁器物でも平戸焼にはちょっと違った魅力が感じられます。
今回の豆皿も一度手にとって頂くと平戸焼の魅力を感じてもらえるのではないかと思います。
【品番#U174】平戸焼豆皿
サイズ:直径: 9.7㎝ 高さ:1.0㎝
価 格:¥ 1,000(税抜) / 客(10枚あり バラ売り対応可能)
状 態:良好
備 考:一枚一枚呉須の濃淡が違うので、ご注文の際には詳細な画像をご準備いたします
[Product #U174]Hirado-Yaki white porcelain tiny dish
size:(Diameter): approx 9.7cm (Height): approx 1.0cm
price: ¥1,000/1 plate (Tax not included)
stock: 10 in all (possible to sold individually)
condition: favourable condition
note: We would prepare a detailed image when ordering due to painting design is different one by one.
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子