杜鵑草 器と、そのまわり hototogisu

【品番#U156】くらわんか皿( KURAWANKA plate)

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四月になりました。四月といえどもまだまだ朝晩は肌寒く感じられますね。
この春新しい春を迎えられた方々には「おめでとうございます」とお伝えしたいです。心からお祝い申し上げます。
今年は久しぶりに入学式や入社式が執り行われたところも多くあったようで本当に良かったなと思います。
先日ニュースを見ていると、とある会社の入社式の様子が流れていました。その会社では今年度の入社式で昨年入社した二年目の社員との合同の入社式が行われたのですが、インタビューに応えていた昨年入社の女子社員が「会社が昨年入社した私たちのことも考えてもらえていたんだなぁということがわかりとても嬉しかったです」と話していました。その話を聞くと、それぞれの若者にとっての節目である行事はその時にだけしか味わえない経験だと思うので、とても胸にこみ上げてくるものがありました。本当に良かったなとしみじみ思いました。
 
今回は、母親の介護の話になります。
色々と考えた結果、介護保険のお世話になることにしました。申請にあたり全くわからないことばかりでしたが色んな方々のアドバイスをいただいて認定を受けることができ、介護サービスが始まります。
サービスを受けるにあたっては何度も何度もケアマネージャーさん、介護用品の担当の方、工事の方との打ち合わせを繰り返しました。
母が少しでも自分で生活がしやすいようにと些細な話も色々と聞いてくださって、打ち合わせの度に母が少しでも前向きな話をするとみなさんが「すごいね、頑張ったんですね。それでいいんですよ。お母さんのペースでいいんですよ」と褒めてくださいます。やはり何歳になっても褒められるということ、話を聞いてもらえるということを嬉しそうにしている母の表情を見ていると感じるとともに、話を聞くことの大切さ、また聞き出すことの大切さをあらためて感じさせられました。
皆さんお仕事だとはいえ本当にプロフェッショナルなんだと思います。さらに両親の世話をしている私の話もきてくださいます。色々悩んだ挙句に介護の申請をしたのですが、今では介護申請をして良かったなと感じています。
 
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今週は今が旬の苺を使って「いちごのりんかけ」を作って見ました。なぜ「りんかけ」というのだろうと気になり、今回も調べて見ました。諸説あるようですが「覆輪(ふくりん)」という言葉からそう呼ばれているというのです。「覆輪」は、甲冑(かっちゅう)や馬の鞍(くら)、刀の鐔(つば)、調度品などを金属の金、銀、錫(すず)などで縁取りし、飾りや補強を施したもの、または女性の着物の袖口を別布で細く縁どったもの…と書かれていました。
蜜を掛けたものを切ったときに覆輪のように縁取った切り口に見えることから「りんかけ」と呼ぶようになったんではないかなと。私なりの想像ですが、覆輪のように切った断面が見えるように蜜を掛ける…それが「りんかけ」の由来じゃないかと…。
本当に毎週毎週作っていて面白いなと思います。
ところで、私の住んでいる福岡は苺といえば「あまおう」が有名ですが、あまおうは果肉までもが赤くきれいな美味しい苺です。摘みたての苺を新鮮なうちに食べるのは何よりご馳走だとは思いますが、こうしてりんかけにすることで、いちごの果肉の柔らかさとりんかけ部分のパリとした食感はまた一味違った味わいで美味しいものです。
一見すると練乳をかけているようにも見えてしまったので、「ふくりん」というともう少し蜜の量を多くする方が良かったのでしょうが、蜜のパリッとした食感とあまおうの食感とが相まってこれくらいの量が良いかと思います。
 
今週使った器は、「くらわんか」です。粗野な無骨なものでも安定感もありとても味わい深いのが特徴です。不思議とほっこりと温もりを感じさせてくれます。
毎日の食事で頻繁に使える形状が何よりおすすめする理由です。
いつも商品をご紹介する際にお伝えしているのですが、こういう器こそ、そのご家庭ならではのおかずが盛られて、器と一緒に家族の様々な思いも盛られていく…。そして気がつけばずっとこの家族のお茶の間にあり続けている…というような器にストーリーが育まれていく。代々ご家族で使い継がれていって欲しいなと思います。
どうやら私は春先から果物を取り分ける器に使うことが多いようです。
 
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【品番#U156】くらわんか皿
サイズ:直径:14.0㎝ 高さ:4.0㎝
価 格: 4,500円 (税抜) / 枚 (2枚あり、バラ売り対応可能)
状 態: 良好 
備 考: 1枚カマキズあり
 
 
[Product #U156] KURAWANKA plate
size:(Diameter): approx 14.0cm / (Height): approx 4.0cm
price: ¥4,500 (Tax included)
stock: 5 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

【品番#U206】染付蕨手唐草文様長皿 (Blue and white porcelain rectangular dish with Arabesque pattern)

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日中耳をすますと可愛い鳥のさえずりがあちこちで聞こえてきます。一体どんなお喋りを楽しんでいるんでしょうか…
先週から景色は桜一色に様変わりしました。今は桜が満開です。本当にあっという間でした。長い寒さをじっと堪えていた山の木々たちも新芽を芽吹かせ、待ちわびていた春の訪れを楽しんでいるかのように見えます。
 
春休みになり近くの公園では子供達の数も増えてきました。桜の花びらが風に舞う中で子供たちの遊んでいる姿がなんだか映画のワンシーンでも見ているかのようです。
今年の春は私にとってはまたちょっと新しいことに挑戦する季節になりそうです。そんな中、先日お誕生日を迎えました。友人たちにお祝いのメッセージを頂いたり、また思いがけない方々からもお祝いのメッセージを頂いて本当にいいお誕生日を迎えることができました。新しい挑戦とお誕生日がこの時期に重なって頑張っていけそうなワクワクした心持ちになりました。
 
ところで、この時期を暦でいえば今頃が上巳の節句(桃の節句)にあたります。なるほどこの時期であれば菜の花も桃の花もお雛様も…なんだかぴったり重なりあって全てがしっくり納得がいきますね。
 
今週は「クレソンの忍び揚げ」を作ってみました。
クレソンを下ゆでしたものを豚肉の薄切りで巻いて揚げたものになります。実は先週熊本へ行ったときに買った葉わさびで作る予定でしたが、葉わさびで作るのには買った量が少なくて試作で使い尽くしてしまったのであきらめました。実家で採れるセリが時期的にはもう少し早いようなので、今回はクレソンで作ってみることにしました。
試作は買ってきた葉わさびで作ったので葉わさびの処理の仕方を今回は知ることができました。葉わさびはおおよそ80度くらいのお湯をかけ、水切りをしたあと少し砂糖をまぶし板ずりをします。そうすることで葉わさびの水分が出ます。
そのあとは密閉容器に入れてフリフリフリフリ。。。蓋を開けるとそれまでは何にも感じることのなかった、それはそれは目が開けられない…呼吸を一瞬止めなければ我慢できないような信じられないほど鼻にツーンと抜ける香りが立ち込めます。ぜひ一度、お試ししてみてください。
 
「忍び揚げ」またこれも意味深な呼び方だな~とまず思いました。
お料理に「忍」というとなんだかピンとくるようでこないようでその感じが掴めなかったので、あらためて「忍」という漢字の持つ意味を調べて見ました。
調べてみると『隠れたりして、人目を避けること。人に知られないように、ひそかに物事をすること』…と書かれてありました。それは忍者からきた意味を持つ言葉なんだと知りました。薄切りのお肉の中に香の葉物を「忍ばせるように巻く」。素敵な呼び方だなといつもながらあらためて和食の魅力に触れた気がします。
味の方はお肉の脂と香の葉っぱがうまく合間って、言葉で説明するまでもなく美味しいことが間違いない春らしい一品でした。今回は天だしを添えてみましたが、揚げたてをお塩で食べてみてもいいと思います。
とても美味しい春の一品をぜひお試しください。
 
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今回使った器は染付蕨手唐草の長皿になります。
この器は随分前になりますが、私が唐草の文様の器にはまったときに購入したものです。唐草文様を蕨手と呼ぶのが文様の背景を知ると個人的にはしっくりきます。唐草は日本の文化を紐解けば飛鳥時代に遡るともいわれ、私たち日本人には馴染み深く様々なところでこの唐草の図柄を目にすることができます。祥瑞の意味を込めた唐草の図柄は辿れば辿るほど興味ぶかい図柄です。
こちらの器は味方をかえると粗雑な感じもする器ですが、家庭で作るお料理にはちょっとこれくらい粗雑な感じで無骨とも取られがちですがバランス的にはこちらの方がいいのかな…とも思います。もちろんもっともっと繊細に描かれた唐草の図柄も大好きです。
前回の投稿にも書いたのですが、一見すると長皿は使いづらいイメージを持たれる方が多いかと思いますがちょっと視点を変えると本当に使い勝手の良い、また収納する際にも収まりのいい器でおすすめです。
 
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【品番#U206】染付蕨手唐草文様長皿
サイズ: 直径:12.5㎝ 高さ:7.5㎝
価 格: 70,000円 (税込) / 5枚組
状 態: 良好 
備 考: 多少のがたつきあり(セット売りのみ)
 
 
[Product #U206] Blue and white porcelain rectangular dish with Arabesque pattern
size:(Diameter): approx 12.5cm / (Height): approx 7.5cm
price: ¥3,000 (Tax included)
stock: 5 plates in all
condition: favourable condition
note: Only selling full set
 
 
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【品番#U205】染付丸紋長小皿 (Blue and white porcelain small oval dish)

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3月16日突然の地震の知らせには本当に驚きました。どんな怖かっただろうと…被害に遭われた方へ心よりお見舞いを申し上げます。これ以上被害が広がらないことを心より願っています。
そんな中、私の住んでいる福岡ではソメイヨシノの開花宣言が出ました。ここ数年は春の訪れを手放しで喜べない、桜の花にこれまでとはまた違った思いが重なります。桜の花は私たち日本人にとってどうしてこんなにも染み入るのでしょうか。
 
先日は用事があって熊本に行きました。その日の熊本の日中は26度まで上がり、車窓からみる景色もすっかり春です。川沿い一面には菜の花が咲き、長い寒さから解放された春の陽気は本当に気持ちのいいものでした。
途中でいつも立ち寄る「道の駅(私は道の駅が大好きです…)」があります。そこではひと足先に「わけぎ」を見ることができました。わけぎを見ると「あー、春が来たんだな。」と改めて感じます。
今週はこのわけぎを使って「一文字ぐるぐる」にしょうと思いました。「ひともじぐるぐる」とは熊本県の郷土料理で一文字(=わけぎのことを言います)をぐるぐる巻いています。この呼び方には諸説あるようですが、わけぎの植えられた姿が「人」の文字に見えたんだとか。またぐるぐるとは、さっとゆでた一文字の白根の部分を軸に青い葉の部分をぐるぐると巻き付ける様を言い表しているんだそうです。この「人文字ぐるぐる」は六代目藩主細川重賢の時代、肥後藩の財政が苦しく立て直しを図って倹約令が出された際に安くて美味しい酒のつまみとして考え出されたのが一文字ぐるぐるの始まりなんだそうです。
物心ついた頃から私は春になると必ず「一文字ぐるぐる」にヤリイカやもだまを湯引きしたものを辛子酢味噌で山椒を添え食べていました。もだまはこれも九州の呼び名で、ふか…サメの湯引きしたものを言います。
話しを戻しますが、調べて分かったのですがわけぎはまるでネギのような風味ですがヒガンバナ科だそうです。これも初めて知り驚きました。
わけぎはこうしてぐるぐると巻きつけることで、なんともいえない歯ごたえと、まるでネギのような風味は美味しくてたまりません。
いくつもいくつも口に運びたくなってしまい、きりがありません…。
 
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今回使った器は染付に丸紋が入った長小皿になります。こちらの器はもともと私がデザート皿にどうかな?と思っていた器です。
以前から角皿をデザート皿に使ってみるのが私は好きなのですが、今回は正道な使い方をしてみました。図柄は丸紋に四隅に十字花文、見込み部分には春の花と蝶が舞っています。見た感じとはちょっと違って実際に手にすると生地が薄く軽くとてもいい感じなんですよ。用途は色々なシーンでお使いいただける器だと思います。
 
今回、背景には木蓮を添えました。木蓮の花を見て「何かに似てるな?」と思ったのですが、それは朴の花です。これも今回知ったことですが、朴の花がモクレン科モクレン属だったのです。木蓮は朴の花のように香りはありませんがよくよく見てみると本当に素敵な花だと感じ、木蓮の花がさらに好きになりました。
ちなみに木蓮の花の花言葉は「自然への愛」「崇高」「持続性」。「自然への愛」は春の花が一斉に咲き誇る季節に枝先に大きな花をつけ、自身も自然を謳歌しているようにみえることに由来するのだそうです。素敵な花言葉だと思います。
 
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【品番#U205】染付丸紋長小皿
サイズ: タテ:12.0㎝、ヨコ:16.5㎝、高さ:3.5㎝
価 格: 2,600円 (税込) / 枚 4 枚 
状 態: 良好
備 考:  
 
 
[Product #U205] Blue and white porcelain small oval dish
size: (width): 16.5cm / (Depth): 12.5cm / (Height): 3.5cm
price: ¥2,600 (Tax included)
stock: 4 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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【品番#U203】スクエアカットガラス (Square cut glass)

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気がつけばあっという間に2月は終わってしまいましたね。もう3月です。
今日もお洗濯物を干しながら、乾くのが随分と早くなったなと思いました。車を運転しながら街から山に入ると、山の木々の先端が少し赤みを帯び散るように感じ、その景色が冬のものと全く変わって春を感じます。また、黄色や紫の草花があちらこちらに目につきます。菜の花も咲き春になったんだなと思わせてくれます。
最近では、お野菜やさんに行くたびに春のお野菜がひと品、ふた品と増えて、眺めているだけでも気持ちがウキウキしてきます。気持ちがちょっと浮き足立ったりするから春は不思議ですね。
 
先週は久しぶりに福岡の中心街、天神に出かけてお昼を食べました。どのくらいぶりだったでしょうか…。天神に出て食事をするなんてもういつだったか忘れました。最近は外食といっても近所や郊外のお店に行くようになり、それもほんの数回数えられる程度です。ここ数年私たちの生活はすっかり変わってしまったなぁと感じました。
街ではお洋服や雑貨、モノから感じられる季節が春へと移り変わり、それを街で感じることもバランス的にはとても大切なことだなと歩きながらおぼろげに考えたりしました。自然の中で感じる季節の移り変わりはもちろん心地いいのですが…。
 
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今週はガラスの器を使いたい気分だったので、その気分からガラスの器にはどんなお料理が合うのかなぁと考えてみました。
まだほんの少し早いですがセリを使った「よごし」をつくってみました。よごしとは白和えのことを言うのだそうですが、一般的にはすり鉢やすりこ木を汚しながらつくることからこの名がついたといわれていますが、お料理人さんにお聞きしたところ、よごしは白和えほど繊細ではなく、どちらかというと少し大まかな感じを漂わせているというようなことを仰ってました。
「よごし」・・・。なんだかこの言葉のひびきが素敵ですよね、とても気に入りました。
セリは日本原産の野菜の一つで、一箇所から競(せ)り合って生えているということから名がついたと言われているのだそうです。セリは食べた瞬間にふわっと鼻に抜ける香りは春を感じさせてくれます。今回は他に、白菜、人参、イカのゲソを下ゆでしたものを水をよくしっかりきって和えました。そんな中にも白菜はかなりの量を入れてみました。父が畑で作った白菜もそろそろ終わりの時期を迎えていたので使ってみました。
隠し味にはお味噌とお砂糖を少し入れてます。季節のお野菜をこうして和えるととても食べやすくなるんだなぁとあらためて知ることができました。毎自画自賛になりますがとても美味しかったですよ。
 
今回ご紹介する器はガラスの角皿です。とてもとてもお気に入りです。そんなに古くはありませんがおそらく昭和のガラス皿になります。
どの角度か眺めてもキラキラととても綺麗です。ちょっと大袈裟なほど縁もビリビラとしていますが、そこがなんとも可愛らしく感じられます。
 
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【品番#U203】スクエアカットガラス
サイズ: タテ:16.5㎝、ヨコタテ:16.5㎝ 高さ:4.0㎝
価 格: 2,000円 (税込) / 枚 残り4枚 
状 態: 良好
備 考:  
 
 
[Product #U203] Square cut glass
size:(Diameter): approx 24.5cm / (Height): approx 4.0cm
price: ¥2,000 (Tax included)
stock: 4 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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【品番#U202】色絵八寸皿 (Color painted big plate)

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ちょっと前まで固い蕾の沈丁花を花瓶にさしていたのですが、この沈丁花の花が昨日ひとつ、ふたつ咲きはじめました。そっと香りを嗅ぐととても幸せの気持ちになります。この週末の日中は気温も上がり春の訪れを感じさせてくれます。
久しぶりに近くを散歩してみようかな?そんな気持ちになり、出かけてみると風の香りにすっかり春を感じました。また田んぼのあぜ道や畑の隅にはペンペン草(ナズナ)やホトケノザが咲きはじめ、草花たちも春の訪れを知らせてくれます。気が付けばあとひと月もすれば桜の花が咲きはじめますね。
 
来週は「お雛さま」です。小さな女の子にはとても楽しみなお祭りです。まだ小さかった頃、お雛さまのお道具はまるでままごと遊びのようでひとつ一つ手のひらに乗せては「可愛いな、可愛いな」と思っていました。
私のお友達はお雛さまのお布団がお飾りになったものを持っていて、どうしてもそのお雛さまのお布団が欲しくて欲しくて…。祖母に何度も何度も作ってくれるようにお願いしたことを想い出します。当時、私にとってお雛様のあのちっちゃなお道具たちは今でいうドールハウスのような感覚だったのでしょうか。
この小さなお道具のお雛様の着物の文様の大きさがお雛様の大きさに合わせて切れることなくきちんと入っていることに大人になってあらためて気付かされました。他にも小さな小さなお道具ひとつとってもそうです。ちゃんと大きさに合わせ文様が丁寧に描かれています。すべてのお道具は本格さながらです。このことに気が付いた時にその繊細さに感動すら覚えたことを思い出されます。きっとお雛様にはまだまだいろんな魅力があって今も気が付いていないことが多いんだと思います。お雛様を集めてみたいなと思う今日この頃です。
 
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今週はお雛様にちなんで蛤を使った盛り付けをやってみたいと思いました。そこで、蛤に五目飯を盛ってみました。
お雛さまのお祝い事に蛤が使われる由来は、ちょうどこの時期に旬を迎える蛤には特徴があります。蛤の貝殻は二枚できれいな一対となっていて、他の貝を合わせてもぴったりと合わさることがありません。そのような特徴から、可愛い娘には伴侶と末長く幸せに過ごせるようにと願いを込め、また嫁ぎ先では寂しい思いをしないようにと蛤に豪華な絵を描いたものを「貝桶」と呼ばれる豪華な箱に入れて嫁入り道具のひとつとして嫁ぎ先の家に運び込んだといわれています。素敵な伝統文化だと思います。
 
今回はどうしてもこの蛤に盛り付けるお料理を使ってみたかったので五目飯を作ってみました。五目飯にはアサリを入れてみました。アサリの汁はご飯を炊く時に使いました。
炊き上がったご飯からはふんわりとアサリの香りが漂って春の香りを感じます。また「錦糸卵」を添えました。これまではただ卵を焼いて細く切りそろえる…それだけだと思っていたのですが、黄色のふんわりとした色味を出すのに卵黄を一つ多めに入れると黄色が鮮やかになり、ふわふわした錦糸卵の作り方を知りました
今年のひな祭りには五目飯でお祝いに添えたいと思ってます。
 
そして使った器は色絵の八寸皿になります。
八寸皿を紹介するたびにお伝えしているのですが、このお皿はどうしてこんなにも使い勝手いいのでしょうか。このサイズが何を盛ってもしっくりくるんですね。また、このお皿は盛り付けたお料理をしっかりと受け止めてくれます。
今回使った八寸皿は黄色が少し入っています。器の第一印象ではこちらの黄色がどうなんだろうと気になるところではあったのですが、今回この黄色が効果的にお料理を引き立ててくれることをあらためて感じることができました。八寸皿おすすめです。
 
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【品番#U202】色絵八寸皿
サイズ: 直径:24.5㎝、 高さ:4.0㎝
価 格: 7,700円 (税込) / 枚 残り5枚 
状 態: 良好 (一枚金修理あり)
備 考:  
 
 
[Product #U202] Color painted big plate
size:(Diameter): approx 24.5cm / (Height): approx 4.0cm
price: ¥7,700 (Tax included)
stock: 3 plates in all
condition: favourable condition
note:
 
 
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杜鵑草 ~器と、そのまわり~ 於保亜希子

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

 幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 

短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。

骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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器と、そのまわり 杜鵑草(ホトトギス)

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mishima

於保 亜希子 プロフィール

1968年3月、福岡県生まれ。

骨董商。器コーディネーター。

「器と、そのまわり杜鵑草」 代表。

 

幼い時より両親の影響で骨董や山野草に囲まれた生活を送り、茶道、華道を学ぶ。

 短大卒業後、広告制作会社、広告代理店などで勤務。24歳のとき、仕事で出会った骨董の器に見せられ、骨董について学ぶようになる。

 

学びを深めるうちに、骨董が一部の収集家によって装飾美術品として飾られていることに疑問を感じ、料理とのコーディネートによって、暮らしの中で骨董の素晴らしさを伝えていきたいと考える。

結婚して一児の母となった後も骨董に携わり続け、2013年より本格的に骨董商として起業。

 

茶道や華道の要素および、四季の植物を取り入れた皆敷(料理に添える木の葉など、和食の盛り付け文化)の技法を生かし、骨董と料理が織りなす魅力的な世界の構築に挑戦している。

 

季節感や情景の表現を得意とし、独自の皆敷のスタイルを提唱。骨董の器と皆敷のワークショップならびにコラム執筆等、精力的に普及活動を行っている。

 

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サイズ 重量(kg)                        
60 2kg迄 500円 500円 600円 500円 700円 800円 800円 800円 800円 1,300円 1,300円 1,700円
80 5kg迄 580円 580円 850円 580円 950円 1,000円 1,000円 1,000円 1,000円 1,550円 1,550円 1,950円
100 10kg迄 1,000円 1,000円 1,200円 1,000円 1,000円 1,250円 1,250円 1,250円 1,250円 1,800円 1,800円 2,200円
140 20kg迄 1,250円 1,250円 1,350円 1,250円 1,450円 1,550円 1,550円 1,550円 1,550円 2,050円 2,050円 2,450円
160 30kg迄 1,500円 1,500円 1,600円 1,500円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 1,700円 2,300円 2,300円 2,700円
  10kg迄増 250円
170   2,200円 2,200円 2,300円 2,200円 2,300円 2,400円 2,400円 2,400円 2,400円 2,800円 2,800円 3,200円
180   2,450円 2,450円 2,550円 2,450円 2,550円 2,650円 2,650円 2,650円 2,650円 3,050円 3,050円 3,450円
200   2,950円 2,950円 3,050円 2,950円 3,050円 3,150円 3,150円 3,150円 3,150円 3,550円 3,550円 3,950円
220   3,450円 3,450円 3,550円 3,450円 3,550円 3,650円 3,650円 3,650円 3,650円 4,050円 4,050円 4,450円
240   4,450円 4,450円 4,550円 4,450円 4,550円 4,650円 4,650円 4,650円 4,650円 5,050円 5,050円 5,450円
260   5,450円 5,450円 5,550円 5,450円 5,550円 5,650円 5,650円 5,650円 5,650円 6,050円 6,050円 6,450円

※税別価格表示
※沖縄については別途料金を適用させて頂きます。
※離島については、別途実費をご負担お願いします。

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